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●「回転」の原理を考えてみる●





ツェペリ一族に代々受け継がれている「鉄球の回転」の技術。今もなお、その全貌はほとんど謎に包まれています。荒木先生は「エセ科学が入るかもしれないけど、理論は説明する」と言ってますが、なかなかその時は訪れず。とは言え、いつまでもブーたれてても仕方ないので、自分で考察してみる事にしました。


ツェペリ一族と言えば、やはり「波紋」を思い出すのがジョジョファンの常。新世界には「石仮面」が存在しないので、吸血鬼はもちろん、その対抗策である「波紋」も存在しないものと思われます(あるいは、ロクに発展・普及してないか)。しかし、たとえ世界は違えど「ツェペリ一族が操り、ジョースターの者に教える」という、作品上の位置付けは同じ。ならば、「波紋」と「回転」に共通点があっても不思議じゃあありません。
「波紋」とは、ある特別な呼吸法によって、血液の流れから作られる小さなエネルギーを集め、太陽と同じ波長を持つ大きな力へと変えるもの。その極意の全ては呼吸のリズムにあると言われています。「回転」ももしや、呼吸法によって生まれるエネルギーなのでは…!?

ところが「SBR」を読み返してみても、ジャイロやジョニィが呼吸を重視しているような描写は一切ナシ。「NYOHOOOOOOOO!」なんて呼吸してるワケでもないし。
むしろ、ジョニィが「回転」を使えたシーンを見ると、重要なのはイメージなんじゃあないかって気がしてきました。キャンプの時には、ジョニィは「回転」に対して明確なイメージを持っていたし、ブンブーン戦でもジャイロは「回転の無限の力を信じろ」と叫んでいます。「精神論かよッ!」と侮るなかれ。人体は脳からの命令が電気信号として神経や筋肉へと伝わる事で、その命令を実行しています。イメージもまた信号となって、実際に肉体を反応させるのです。筋トレしてる自分を強く想像するだけで筋力が増加したり、サブリミナルでの思い込みだけでカタツムリになったり。
また、人間の筋肉は骨格に対して螺旋状についているらしいですし、血液も体内を回転・循環しています。もっと突っ込めば、原子も原子核の周りを電子が回転している構造だし、物質とエネルギーの関係も回転なくしては語れません(物質が回転運動をしてエネルギーとなり、エネルギーが回転運動をして物質となる)。惑星や銀河はもちろん、ジョジョ世界では宇宙や時間・運命さえも循環しています。回転のエネルギーは、人体にも宇宙にも溢れているのです。


「強烈な回転のイメージで肉体を反応させ、筋肉の動きや血液の流れを回転状にコントロール!そうして体中から回転エネルギーを一点に集めて放つ!」


これこそが「回転」の原理と、とりあえず結論付けました。限りなく胡散臭いですがそこは無視します。なんとなく「波紋」に近い感じもしますし。
医術・戦闘術に精通し、人体の構造や反応を知り尽くし、その知識と経験を何世代にも渡って発展させてきたツェペリ一族だから生み出せた技術と言えましょう。脳の未知なる領域を目醒めさせているのかもしれませんね。ジョニィもかなりの才能があるようですが、まだまだ回転エネルギーの蓄積・操作が未熟なため、自らの指で対象物を弾かなくては回転させられないワケです(ジャイロは触るだけで回せる)。
なお、「回転」を喰らったスリやジョニィの体は異常な程の捻れが生じましたが、それ自体に苦痛は感じていなかった模様。原子レベルでの回転を狂わせ、物質そのものを根底から歪ませているから……とか?物理やら科学やらはサッパリ分かんないけど。それとも捻れてるのは皮膚だけで、筋肉はその捻れに引っ張られるような形で無意識的に反応しているのでしょうか?謎です…。ただ、この回転エネルギーが我々の常識を超えた、無限の可能性を秘めた力である事は確かなようです。


ちなみに「ゾンビ馬」の糸は、「波紋」に対するサティポロジア・ビートルの腸のような物なのではないでしょうか?「回転」のエネルギーを伝導・維持させやすい貴重な物質なのだと思います。すでに絶滅した特別な馬の毛を「回転」で編み込んで作った糸とか。そんで昔、ツェペリ家の先祖が国王に納めたとか。そんなん。
あの糸で傷を縫えば、糸にこめられた回転エネルギーが肉体に作用・浸透し、その部分の細胞を活性化回復を促進させるのです。ただ持ってるだけでも、多少の疲労回復の効果はありそうです。スタンド能力ではなく、あくまで「回転」絡みのアイテムって事で。


このように勝手に考察・予想してみました。答えが明かされる日はいつ…?




(2005年4月6日)




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