TOP  戻る



ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




グーグー・ドールズ / 本体: グェス
< 他者を「ペット」化する能力 >





<特徴>
2011年、本体:グェスが、『矢』の破片で体を傷付けた事によって発現したスタンド。


射程距離が20~30mほどの遠隔操作型スタンド。パワーは弱いが、鋭利な指は人体をも容易く切り裂く。


人形のような小型のヴィジョンを持つ。
全身に無数のトゲトゲが生えており、大きく裂けた口の両端は紐で縫われている。口内には細かい牙もある。指先も鋭いツメのよう。近付きたいけれど、近付けば相手を傷付けるしかない。そんなグェスのジレンマの現れである。




<能力>
他者を「ペット」化する能力



本体:グェスは臆病で不器用な人間であり、他者へ向ける愛情も大きく屈折している。好きな相手がいても、対等な関係を築こうとは思わず、「仲良くなりたい」「でも支配もしていたい」という歪んだ願望を抱く。
その結果、他者の肉体を小さくして弱体化させ、「ペット」にするという形で能力が発現した。


『グーグー・ドールズ』は、グェスが作った着ぐるみ等に取り憑き、一体化する。この時、姿は見えない。そして、その着ぐるみを相手に着せる。
相手がグェスの「信頼」を裏切った時、グェスとの約束を破った時、『グーグー・ドールズ』は発現。その相手を、自動的に凶暴に殺し・処分に掛かる。「互いの信頼が失われたのならもう必要ない」という、あまりにも一方的な心理である。
自動的に行動している時でも、『グーグー・ドールズ』のダメージはグェス本体にフィードバックする。正確には「自動操縦」というより、それこそ忠実なペットのようにグェスの命令に従って行動するスタンドなのだろう。タイプとしては『セックス・ピストルズ』に近い。そのため、『グーグー・ドールズ』の状況をグェス本体も知る事は出来ない。


『グーグー・ドールズ』が触れた相手を小さくしてしまう。それは、身に付けている物もスタンドも含まれる。重さも大きさに見合った重量になるため、片手で持てるほどに軽くなる。上記で述べたように、着ぐるみと一体化し、それを相手に着せるのは、常に『グーグー・ドールズ』が「触れている」という状況を作り出すためでもある。
一瞬で小さく出来、大きさの調整も可能。元の大きさに戻すのも、ほんの数秒ほどで可能である。
また、あくまで「ペット」にするための能力であるため、縮小できるサイズには限度があるはずだ。恐らく、最小で数cmほどだろう。


他者への歪んだ愛情ゆえの能力なので、グェス本人を小さくする事は不可能。仲良くなりたいと思えない相手にも能力は発揮できないのかもしれない。


能力射程は、グェス本体から半径20~30mほどの距離と思われる。
射程外に出て能力が解除された場合は、一瞬ではなく、少しずつ元の大きさに戻っていく。
小さくされた状態で殺されてしまうと、能力は二度と解除されないものと推測される。たとえ射程外まで出ても、死んだ時点の小ささのまま固定されてしまうのである。トイレに流された元看守も、恐らく永遠に発見されないだろう。


殺し・処分が完了すると、また着ぐるみ等に戻る。着ぐるみが破壊されていた場合は、本体:グェスの元に帰る。


『グーグー・ドール』というスタンド名から察するに、一度に複数発現する事も出来るのかもしれない。つまり、一度に複数の人間と仲良くなろうとした場合である。
もっとも、能力的には不可能ではなくとも、グェスの性格的には相当ハードルが高そうだ。




TOP  戻る

inserted by FC2 system