TOP  戻る



ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




ハイウェイ・トゥ・ヘル / 本体: サンダー・マックイイーン
< 自殺の「道連れ」にする能力 >





<特徴>
2011年頃、囚人:サンダー・マックイイーンの「他人を不幸に巻き込む才能」にエンリコ・プッチ神父は目を付けた。そんなマックイイーンの才能と相性の良い能力として、プッチのスタンド『ホワイトスネイク』「DISC」によって授けたのがこのスタンド『ハイウェイ・トゥ・ヘル』である。
そのため、元々のオリジナルの能力から多少なりとも変化している可能性もある。


本体:マックイイーンの肉体と一体化したスタンドであるため、ヴィジョンは存在しない。




<能力>
自殺の「道連れ」にする能力



本体:マックイイーンは、社会や他人から嫌われていると思い込んでいる、自殺未遂の常習者である。
このスタンド『ハイウェイ・トゥ・ヘル』は、彼が好意を抱いた相手を、彼の自殺と同じ死に方に引きずり込んで「道連れ」にしてしまう。首吊り、水死、電気ショック、窒息死、爆死、墜落死、餓死……、どんな死に方であろうと絶対に引きずり込む。
マックイイーンには敵意も悪気もない。ただ、「この人と一緒に死にたい」という一方的な好意だけがある。『ホワイトスネイク』に「真の邪悪」とまで評された、どこまでも身勝手で腐った性根。そんなドス黒い魂そのものとも言える能力なのだ。


能力射程の概念は無い。たとえターゲットがどこまで遠くに逃げようとも、「道連れ」にする。


マックイイーンが自殺を始めると、わずかなタイムラグの後、ターゲットの身にも同じシチュエーションが再現される。
死に方も姿勢も、マックイイーンと同じになる。死に方によっては(例えば首吊りなど)、ターゲットは宙に浮かぶ事もある。エルメェス・コステロのスタンド『キッス』の能力が「物質」のコピーであるなら、『ハイウェイ・トゥ・ヘル』の能力は「状況」のコピーとも言えるのかもしれない。


ターゲットが「道連れ」にされている時、その自殺に関わる部分に小さな「プロペラ」が無数に現れて回転する。
作中ではエルメェスが「道連れ」にされたが、首吊りの時には彼女の首から、溺死の時には口や鼻を覆う水から、感電死の時には体全体から、「プロペラ」が現れていた。「あの世に一緒に飛んで行きたい」という、マックイイーンの願望の表れなのだろうか?


マックイイーンの自殺を阻止できれば、「道連れ」も止まる。
また、その死に方を物理的に回避する事も可能である。例えば、溺死に引きずり込まれた場合、呼吸できる方法さえ用意できれば死を回避できるのだ。もっとも……、その方法すらも時間差で潰され、結局は「道連れ」にされてしまうのかもしれないが。


「道連れ」にするのは、あくまで本体の自殺行動のみである。それ以外のダメージは、ターゲットにも一切伝わらない。




TOP  戻る

inserted by FC2 system