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ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




イン・ア・サイレント・ウェイ / 本体:サンドマン
                          (本名: サウンドマン)
「音」のエネルギーを実体化する能力





<特徴>
@アリゾナ砂漠「悪魔の手のひら」にて発現したもの、と推測される。


A砂漠育ちのインディアン(ネイティブ・アメリカン)である本体:サンドマンに相応しいヴィジョンの人型スタンド。
髑髏のような顔、首周りの無数の羽、胴体に飾られた薔薇の花、そして、体中に刻まれた奇妙な模様が印象的。「生」と「死」を同時に体現したかのようなデザインである。


Bスタンド自体での攻撃も出来るのかもしれないが、作中での明確な描写はない。
ただ、その見た目などから推測するに、射程距離は1〜2m程度だろう。




<能力>
「音」のエネルギーを実体化する能力



@このスタンドは、周囲に溢れる「音」のエネルギーを「文字」の形に実体化する
この「音文字」は異常に頑丈で、破壊される事はない。ある程度は空中に漂っているので、それに乗っかる事も出来る。防御シールドや足場としての利用が可能である。
(ちなみに、作中ではカタカナの「音文字」があったりしたが、あれはあくまでマンガ上の表現であって、実際には部族の言語や英語の「音文字」だったのだろう。)
能力射程は数十mほどと思われる。


A「音文字」を他の物質に閉じ込める事で、この能力は真価を発揮する。
「音」を込められた物質は、まるで人間の赤ん坊のような姿に変化して動き出す(「サウンド・ベビー」と仮称)。「音」と共に本体:サンドマンの生命エネルギーそのものをも分け与えているのか、「音」という自然のエネルギーにはそれほどの計り知れぬ力があるのか……、詳しい原理は不明だが、物質に擬似的な命を授けられるようである。ハチの巣だろうと砂だろうと「サウンド・ベビー」化するし、同時に複数の「音文字」を閉じ込める事も可能だ。


B「サウンド・ベビー」は音エネルギーを流し続けており、込められた「音」に見合った物理的効果を与える。
例えば、「ザグッ」というモノを切る音に触れると、実際に体が切られる。「メラメラ」という燃える音によって、本当に燃やされる。「音」の効果は絶対で、どんなモノでも切ったり燃やしたり出来る。
なお、「サウンド・ベビー」を殺しても僅かの間は「音」を流すが、すでに流れていった「音」は急激に弱まって消滅していくようだ。


C「サウンド・ベビー」は、動きが鈍い事が弱点である。
だが、ディエゴ・ブランドーの『スケアリー・モンスター(ズ)』とのコンビネーションで、「サウンド・ベビー」を恐竜化。俊敏で獰猛な「サウンド・モンスター」へと変化させ、より効果的に「音」を運搬させていた。


D音エネルギーは伝導し切った地点で初めて効果が表れるため、通過地点には何の影響も及ぼさない。
「音」が最も伝導しやすいのは水中。この時、水中に「音文字」が流れて来る。地上でも地面や他の物質を介して伝わっていく音エネルギーが、透明な水の中だとハッキリと見えるためだ。つまり、この「音文字」に迂闊に触れるとやられてしまうという事。目に見えるから地上より避けやすいが、作中では数で攻めて来た。
その上、「音」の威力は交差点で増幅する。耳に聞こえる音だけが全ての音ではないように、目には見えない(見えにくい?)「音」も存在する。見えない「音」同士の交差によって、瞬間的に増幅されたエネルギーが敵を襲うのだ。避け切る事はほぼ不可能である。




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