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「ジョジョ」との出会いと歩み





私が「ジョジョ」と出会ったのは、小学校低学年の頃。妹が生まれ、病院に見舞いに行っていた時に、なんとなく売店で買ったジャンプが始まりだったと記憶しています。(改めて調べてみた所、妹の生年月日と、「ジョジョ」初見の回の連載時期が一致してませんでした。どうやら記憶違いだったみたいです。多分、普通にどっかで買って読んだんでしょう。)
最初に読んだのが、2部の「最終試練!の巻」。次が同じく2部の「決定されていた勝利の巻」。エシディシ戦の最初と最後です。濃い絵柄については、特に何とも思いませんでしたね。雑誌を買ったら全作品読むようにしてたし、あの頃のジャンプでは「ジョジョ」くらいの濃さはザラでしたし。ごく自然に受け入れてました。
内容はさっぱり分からなかったけど、ジョセフとシーザーのやり取りが妙にコミカルだったり、ジョセフがトリックを駆使して戦ってたり、背中に脳ミソがくっ付いてたりと、普通のマンガとは違う雰囲気があったので、インパクトは強烈でしたね。「リサリサ」や「エシディシ」、「赤石」なんてネーミングもスゴく不思議でした。リサリサ先生の胸チラには、子供ながらにそそられたものです。他の作品の印象は割と薄いのに、「ジョジョ」だけは何度も読み返したので、当時の記憶がバッチリ残ってます。どこか心惹かれるものを感じ取っていたようですね。
しかし、月刊のコロコロコミックばっかり読んでいた当時の私には、週刊のジャンプを読むという習慣はどうにも身に付かず、そのまま月日が過ぎ去っちゃいました。
3部の頃、「悪魔 そのA」の回だけは偶然にも目にしました。舞台も登場人物もすっかり変わってるし、なんか怖い人形が大暴れしてるから、意味不明でしたが。ホテルマンの顔切断にはゾッとしました。大体、ホテルマンの顔自体がすでにキモ怖い。スタンドにしても、電気スタンドを武器にするのかと本気で思ったくらいです。ちょうど電気スタンドのコードでポルナレフが縛られてたし。


小学校高学年になり、クラスメイトのT君が「ジョジョ」好きである事を知りました。一緒に学校から帰る途中、彼から「ジョジョ」について語ってもらった事もあります。その時、キャラの名が洋楽から取られている事を教わりました。かつての思い出もあるし、彼が描いた承太郎のイラストなどにも衝撃を受けた(特に帽子に付いてる「手形」が気になった)ので、好奇心からコミックスを立ち読みしてみる事に決定。
……お、面白いッ!やはり凄いマンガでした。血がたぎるバトルあり、笑いあり、涙あり。今まで読んできたマンガには無いものを感じました。(「手形」の謎も解けたし。)
でも、この時はまだ、残念ながらジャンプを買ったり読んだりするまでには至りませんでした。今思い返せばもったいない話ですが、無邪気な少年の目には、「ジョジョ」は大人の読み物に映ったのでしょう。馴染みやすく、シンプルに楽しめるマンガの方が良かったのです。週刊のペースに慣れてなかった上、20巻以上も出ているコミックスには手が出せなかったってのもあります。


中学生になると、ようやく私もジャンプをたまに買うようになりました。当時は4部が連載中。4部スタートの回もジャンプで読んだ記憶があります。康一くんのスタンド成長に燃え、トニオさんの店に憧れ、どんどん「ジョジョ」への興味も高まっていきます。重ちーが吉良に殺される頃には、かなりハマッていました。吉良の自己紹介シーンにも、『キラークイーン』登場シーンにも、とにかく圧倒されっぱなし。本当に心臓をドキドキバクバクさせながらページをめくっていったものです。重ちーと同年齢だった事もあってか、彼の死にはマジでショックを受けました。あんな経験は初めてでしたね。「ドラゴンボール」が連載終了してもジャンプを読み続けたのは、間違いなく、「ジョジョ」があったからです。
そして、『シアーハートアタック』や『ハイウェイ・スター』との戦いで、「ジョジョ」のバトルの奥深さを思い知りました。都合のいい事や奇跡など起こらず、自分の能力と知恵だけで危機を乗り越えていく。これに刺激を受け、魅了されたんです。そういう理由もあり、4部は個人的に思い出深い部になっています。1巻の次に買ったのが39巻だし。


高校生になり、4部も感動のフィナーレ!すぐさま5部がスタートしました。私にとっては初めて目にするリアルタイム世代交代。興奮を禁じ得ません。それまでの常識ではあり得なかった金髪のジョジョに、いきなしブッたまげ!5部全体に漂う洗練された美しさに心奪われ、ジョルノがポルポを暗殺する回でついに完璧に陥落しました。ジョルノがあまりにカッコ良すぎた。当時のクラスメイトに同士がおり、よく語り合ったものです。その人に古くなったコミックスを何冊か売ってもらう事になり(買い替えたかったらしい)、その勢いに乗って、やっとこさ全巻揃えました。昼メシ代をケチって、1日1冊ずつ買っていったのです。
こうして私は「ジョジョ」の、そして荒木先生の熱烈なファンになりました。出会いから紆余曲折を経て、付いて離れてを繰り返しはしたものの、こうなったらもう止まりません。後にも先にも、ここまで心酔できるマンガにはもう出会えないだろうなと思っています。



(超久しぶりに追記)
――と、ここまでが、私が「ジョジョ」と出会ってハマるまでの経緯です。しかし、月日が経つのは早いもので、これを書いてからもう10年以上も過ぎちゃいました。特に何があったってワケでもないんですが、なんとなく続きを書きたくなったんで書きます。完璧に自分のためだけの記録です(笑)。


さて、「ジョジョ」にドップリ浸かった高校生の私。コミックスの側面が指の形に歪むくらい、毎日アホみたいに何度も何度も「ジョジョ」を読みまくってました。
そんな最中、高校で行われた進学説明会にて、なんと荒木先生の母校「仙台デザイン専門学校」の先生もいらっしゃったのです。いきなり「ジョジョ」51巻(当時の最新巻)を掲げ、荒木先生や「ジョジョ」の説明をし始めたもんだから、私は1人で大興奮ッ!その先生は、若かりし日の荒木先生の恩師でもあるらしく、当時のエピソードなんかも交えつつ、楽しく学校紹介をしてくださいました。
単純な私は、卒業したら「仙台デザイン専門学校」に行っちゃおうかと真剣に思い悩んだんですけど、最終的には地元の大学に進学する事になったのでした。


大学生になり、やがて5部も完結!それまでは部が変わろうとも休載する事などなかった「ジョジョ」が、ジャンプから姿を消してしまったのです。これは本当に辛かった……。「ジョジョ」はこれで終わってしまったのか、と不安だらけでした。だからこそ、短編集「死刑執行中脱獄進行中」のオビで6部スタートを知った時は狂喜乱舞しましたね〜(笑)。6部新連載の号のジャンプは、今も大事に取っておいてます。
大学で出会った友人も「ジョジョ」好きだったので、よく語り合っていました。他の友人達にも「ジョジョ」を貸してみたところ、意外と好評。残念ながら、5部以降の評判は今イチでしたが。「何が起こってるのかよく分からん」との事。
そうそう。忘れちゃいけないのが、カプコンの3部格ゲーでしょうか。5部クライマックスの頃に世に出回り、私も友人達とよく対戦したものです。私は格ゲーは苦手なんだけど、老ジョセフを中心に使用し、その熱い演出にシビれてました。友人の家に集まって、PS版をみんなでワイワイ遊んだのも良き想い出です。


そして、大学時代に訪れた1つの転機が、インターネットとの出会いでした。大学のパソコンで初めてインターネットに触れた私は、当然のように「ジョジョ」を検索。すると……、出るわ出るわ。「ジョジョ」のファンサイトが大量に待ち構えていたのです。これはホント、幸せな衝撃でしたよ。世の中には「ジョジョ」を愛してる人達がこんなに大勢いたのか、と。世界が拓けたね!
当時、パソコンなんて所有してなかったので、大学で面白そうなサイトを見付けては印刷し、家でゆっくりじっくり読むのが日課になってました。そんな日々を支えてくれたのが、なんといっても「JoJoNet(ジョジョネット)」でした。「ジョジョ」サイトのリンク集的なサイトで、膨大な数のサイトを巡るのに大いに活用させていただいたものです。(2006年に惜しまれながら閉鎖されました。)
あまりにネットにハマりすぎて、とうとう私も自分のパソコンを購入。満を持して、様々な「ジョジョ」サイトさんへの書き込みを開始しました。「JoJoNet」の「リアルタイム掲示板」で感想を語り、「新・ジョースター家の謎」さんで楽しく考察・こじつけを重ね、「週感ジョジョンプ」さんで今後の展開を予想・妄想する。2ちゃんのジョジョスレにもよく行ってました(今も見てるけど)。これらの経験が、完全に当サイトの基盤になってます。マジで夢中になってたなあ〜。懐かしき青春。


時は流れ、7部「STEEL BALL RUN」がスタートしました!その圧倒的熱量に当てられ、込み上げる衝動のままに自分の「ジョジョ」サイトを立ち上げる事を決意。パソコン関係の知識には疎い私ですが、そーゆーのに詳しい友人の助けも借り……、2004年2月10日、このサイトが産声を上げたのでした。(短い間でしたが、「JoJoNet」にも登録していただけました。)
サイト名は当初、ジャイロのゼッケンにちなんで「B-636」にしようかとも考えてたんですが、何気なくジャンプをめくっていたら当時連載中だった「いちご100%」が目に止まり、思い付きで「あらき100%」にしちゃいました。そんなワケで、サイトロゴも緑&ピンクといういちごイメージのカラーになってます。まあ、荒木先生や荒木作品の事しか書かないと決めてたんで、しっくり来るネーミングかなと思ってます。
そんなこんなで早10年。その間も、いろんな事がありました。私はサイト開設直後に就職して社会人になりましたし、「ジョジョ」は「STEEL BALL RUN」が完結し、8部「ジョジョリオン」が連載開始。2007年には荒木先生の、2009年には奥様であるチャミ様の講演会にも行って来ました。ルーヴル美術館での原画展示も、杜王町と東京での「ジョジョ展」も、フィレンツェでの原画展も堪能しました。そして極めつけに、2012年9月、荒木先生ご夫妻との奇跡の邂逅まで果たせました。
きっと今後もいろんな出来事が起こるんでしょうが、私の人生には常に「ジョジョ」が共に在る。それだけは間違いありません。



ではでは、この続きはまた10年後……かな??(笑)




(2004年2月10日)
(2014年6月11日:超久しぶりに追記)




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