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くらえ
『S&W(ソフトアンドウェット) 越えて行く(ゴー・ビヨンド)』


#106 Go Beyond (ゴー・ビヨンド)





●さあさあ、待望の「ジョジョリオン」でございますよ!2ヶ月待ったご褒美とばかりに、ウルジャンの表紙を飾ってくれましたぜッ!
パッと見の印象としては、9巻や24巻のカバーイラストに近い感じかな。絵の前面にはカラーの定助。ちゃっかり左目の石化は解けていますね。帽子からはみ出る毛量のせいか、いつもとはちょっとイメージが違います。どこか大人びて見え、その麗しさは吉良に似てる気がする。スラリと伸びた妙に長い首も、荒木先生らしい。
背景には巨大な迷路が描かれています。小学生の頃、友達と一緒にこういう細か~い迷路を書きまくった想い出があるので、勝手に懐かしい気持ちにもなりました。そして、康穂や透龍くん、院長、つるぎちゃん、カブトやクワガタ、トランプ、「新ロカカカ」、一本松、クマちゃんのぬいぐるみ等もモノクロで配置。透龍くんと院長は頭部まで迷路柄になってるもんだから、「デッドマンズ・Q」の吉良かと思って、一瞬ドキッとしたよ(笑)。個人的には、トランプが描かれている事から、「花都さん、忘れ去られてはいないんだな」って確信できてホッとしました。
あとは、『ソフト&ウェット』や『ナット・キング・コール』、「しゃぼん玉」に「手型」といった各種アイコンが、カラーで描かれていました。「しゃぼん玉」には、星マークだけじゃなくハートも浮かんでる。また、「JOJOLION」というタイトルからは見えない「しゃぼん玉」も飛んでおり、クライマックスを予感させます。リアルで10年にも及ぶ、出口の見えない複雑怪奇な迷路の中で彷徨う物語。それが今、見えない「しゃぼん玉」によって打ち砕かれ、新しい空が広がる場所へと解き放たれつつあるのです!



●というワケで、2011年5月に連載スタートした「ジョジョリオン」も、いよいよ丸10年を迎えようとしています。実にめでたいッ!でも、特にお祝いの企画が催される風でもなさそうなのが残念。もっと大々的にアピールしてほしいところなんですがね。
それどころか、「長すぎ」だの「いつ終わるんだ」だの、この頃はそんな言葉も一部から聞こえてきたりする始末……。私から言わせてもらえば、「おいおい、ちょっと待ってくれや」という話で。同意も納得も出来やしねえ。これだけ長く続くのは、テーマを理解すればむしろ当然・必然。あの未曾有の大震災を受けて始まった、「呪い」を解く物語、「福音」の物語なのですから。描き切るためには、3年や4年なんかじゃ到底足りるはずもないのです。

「ジョジョリオン」は、7年という最長連載記録を樹立した「SBR」よりも長期連載になるのかもしれません。何せ、復旧だ復興だといくら言っても、現実的には2年や3年であっさり出来るようなもんじゃありません。それこそ十数年、数十年と掛かるものでしょう。であれば、「ジョジョリオン」も10年程は続くのではないかな、と思えます。十数年も海外での「ジョジョ」を描き続け、7年間もアメリカ大陸を旅してきて、ようやく故郷に帰れるって矢先に、その故郷があんな目に遭ったのですから……、荒木先生としても、この作品に懸ける想いや願いは相当なものであるはずです。自分のマンガを通して、愛する故郷が救われる姿を描きたい。そんな祈りが「ジョジョリオン」なのです。
( 2011/12/22更新 『「ジョジョリオン」の意味について』より )

私個人としては、この作品は10~12年ほど連載されるものと見ております。何しろ「ジョジョリオン」は、「大震災」を現実世界と共有している作品であり、甚大な被害を受けた故郷に対する荒木先生の想いを乗せた作品でもありますから。現実世界ではどんどん時間が過ぎていきますが、「ジョジョリオン」の作中世界は震災から間もない2011年のまま。読者の心を2011年に繋ぎ止め、あの震災を風化させない意味でも、むしろ「ジョジョリオン」という作品は長く連載されるべき作品とすら言えるでしょう。
かと言って、何十年も延々続けるワケにもいかないので、キリの良いところで終わらせる必要はあります。以前は「10年かな?」と思っていましたけど、想像よりもゆったりしたペースで描かれているようなので、干支が一回りする12年で完結かなと今は思ってます。つまり、2023年まで、あと8年ほど続くはず。コミックスにして全28巻(1~3部までと同じ巻数)ってトコでしょうか。

( 2015/07/09更新 『「ジョジョリオン」の謎と考察・予想をまとめたよ No.36 【 康穂の父親は誰なのか? 】』より )

―― このように、何年も前から、っていうか2011年の時点で、実際に私にだって予測できていた事。10周年を迎える事は、極めて順当で自然な事です。結果ばかりを急いで求めちゃいけませんよ。そこは強く訴えていきたいので、あえてここに書かせてもらいました。
大詰めとは言え、まだ描き切れていないテーマもキャラも残っている事ですし、終わっちゃうのも寂しいし、出来ればもう1~2年は続いてほしいですねぇ。それはそれとしても、10周年という記念すべき年、「ジョジョリオン」をますます盛り上げていきたいです。2011年の「あの日」「あの時」に、そして、あれからの10年という歳月に、想いを馳せながら心して読ませていただきます!



●では、ようやく本編に入りましょう!今回のトビラ絵は、東方邸を背景に佇む定助。塀の上に立つ『ソフト&ウェット』がちょっぴり可愛い。
こっちの定助も、表紙と同様に左目の石化が解かれていますねぇ。両の眼差しが描かれた方が絵的にはカッコイイけど、目を失ったからこその「等価交換」なんですし、そこは微妙な気持ち。


TG大学病院内にて、ナース達がワゴンを押しながら歩いています。すると、ワゴンに何かが当たる。見ると、それは床に転がる缶ジュース。通路脇に設置された自動販売機に、えぐり取られたような丸い穴がポッカリ空いており、そこから缶ジュースが落ちていたのです。まさに小型『クリーム』状態。さらに、通路の向こうで倒れる人物も発見!「オブラディ・オブラダ」で体中を埋め尽くされた定助でした。こうして一般人も知るところになると、とうとう最終局面って雰囲気を感じます。4部で言えば、救急車や消防車、野次馬達が現れ、吉良が完全に追い詰められた時のように。
最終局面は東方邸でも同じ。飛行機から落下したパネルは、もはや康穂の眼前です。定助の名を叫ぶ彼女の手にはスマホ!そこを通ってやって来たのは、見えない「しゃぼん玉」!真っ直ぐに透龍くんの元へ飛んで行き、彼の胴体を貫通ッ!大ダメージを受け、吹っ飛ぶ!これにより『ワンダー・オブ・U』の能力が弱まり、不安定になったらしく、パネルの位置がほんの僅かにズレました。康穂に命中はせず、ギリギリスレスレで回避成功ッ!パネルは東方邸に突っ込み、ダイニングやリビングを破壊した挙句、窓の向こう側にまで突き抜けてしまいました。その衝撃は凄まじく、常敏の死に号泣する家族達をも吹っ飛ばす。
院内では、明負院長こと『ワンダー・オブ・U』も当然、本体:透龍くんと同じ大ダメージを受けていました。それを見たナース達が驚き心配し、そばに近付こうとしますが、ワゴンに足をぶつけて近付けず。「厄災」に見舞われるのは、院長&透龍くんに敵意や害意を持つ者だけだと思ってましたが、そうじゃなかったんですね。都合の悪い時、近寄ってほしくない時には、たとえ善意であっても「厄災」は起こるようです。どこまでも自分本位な能力。ただ、あれだけ余裕綽々だった院長が、今や血塗れで目も虚ろ。「やったぜ!」って感じ。脇目も振らずに移動してますけど、本体:透龍くんの元に戻ろうとしてるんでしょうか?まだ何か足掻こうとしているのか?


●絶体絶命の窮地からの一発大逆転。何が起こったのか理解不能の康穂は、定助に電話で問い掛けます。定助は這いずって院内のエレベーターに乗り込み、どこかへと向かう。そして、康穂に答えます。
見えない「しゃぼん玉」、見えない「回転」。それは定助自身でさえコントロールは出来ないし、さっきも狙ったワケじゃない。『ペイズリー・パーク』がスマホに「道」を通してくれたから、「厄災」のエネルギーを超えて、たまたま一緒に透龍くんの元に向かって行けた。康穂がいたから送り込めた。そういう事なのです。定助は、透龍くんの生死を確認。大ダメージを負ってはいるものの、まだ生きていて、動いている。ならば、最後のとどめを刺さねばなりません。もう一撃喰らわせるべく、透龍くんにスマホを向けるよう指示。どちらかが死なない限り、この戦いは終わらないのです。
しかし、ここで透龍くんは思わぬ行動を見せます。逃げるどころか、立ち上がって、康穂の方へと歩いて来る。その手には、なんと「新ロカカカ」の果実ッ!まだ熟していないもう1つの小さな実を齧り、康穂に触れて、「等価交換」で傷を治すつもりなのです。なんという皮肉。「新ロカカカ」を巡る死闘の中で、「新ロカカカ」を失ってしまうなんて……。でも、透龍くんとしては、もうそれしか手は無い。未熟な実で、その効果も定かじゃないけれど、使わなきゃ死を待つばかりですからね。
走り出す透龍くんに立ちはだかったのは、我らが常秀「ビチグソ野郎がッ」「くらええぇ――――――ッ」と叫び、『ナット・キング・コール』のラッシュを繰り出すッ!でもその時、パネル命中のせいで緩んでいたネジが外れ、雨どいが落下。常秀の脳天にモロ直撃しちゃいました!かつて(25話)康穂から喰らったトイレの蓋アタック並みのダメージを受け、常秀倒れる!無念ッ!でも、お前のその立ち向かう意志、俺はしかと見届けたぞ!


●定助を乗せたエレベーターは、地下1階に到着。シャワールームのお湯を張った浴槽に身を投げ出すと、「オブラディ・オブラダ」が次第に定助から剥がれ、浮かんでいきました。「岩生物」だって生物。酸素が無ければ生きてはいられないのです。知能が高ければ、「岩人間」のように完全に石化して、状況に応じて水中でもやり過ごす事が出来るんでしょうが、そこは虫。臨機応変にとは行かず、本能のままに酸素を求めてしまったのかな。とにかく、これで身軽になりました。この時「オブラディ・オブラダ」は、ついでに定助の左目の石化部分も剥がしていった模様。なるほど、ここでか~。そして、定助は再び康穂に指示。「星のアザ」から浮かび上がる「しゃぼん玉」!
透龍くんに追い詰められた康穂。定助に言われた通り、スマホの画面を透龍くんに向けます。しかし、透龍くんはその手を掴んで押さえ付けると、とうとう康穂の顔に触れてしまう。細胞の「交換」が、始まる。……と思いきや、一瞬早く「しゃぼん玉」が到達ッ!今度は彼の腕や胸をえぐり、首をえぐって、ドえらい勢いでブッ飛ばした!顔も苦痛と衝撃に歪む!見えない「しゃぼん玉」の「回転」、その名も『ソフト&ウェット 越えて行く(ゴー・ビヨンド)』!!うおおお、カッケーッ!!
エンヤの曲に「To Go Beyond」という曲がありますが、元ネタはそれか?他に何かあるのかなぁ?それと……、「ビヨンド」と言われてつい思い出しちゃうのは、やっぱ「舞ジョジョ」こと小説「JORGE JOESTAR」。別に関係は無いんだけど、作中における神的な存在だった事もあって、『ソフト&ウェット』も行き着く所まで行ったんだなと、しみじみ感じちゃいました。


「ゴー・ビヨンド」のダメージの上に、その衝撃でガレージの車に体を思いっ切り打ち付けられた透龍くん。まだ絶命まではしていないが、すでにズタボロの満身創痍。死も時間の問題です。それにしても透龍くん、終始無言だな。自分の信念や感情を語るでもなく、罵詈雑言をぶつけてくるでもなく、叫び声やうめき声すらロクに上げないなんて。これまでの部のラスボス達を思えば、あまりにも未知で異質。身も心も、人間とは違い過ぎてる。我々とはまったく別の方向を向いてるっていうか、ね。何を考えているのかも分からず、不気味で恐ろしいし、反面、どこかもの哀しくすら映る。康穂も、そんな彼をキッチリ殺す事に対し、多少なりと躊躇や抵抗が湧いたりはしないのかな?
そんな透龍くん、まだ動こうとしています。このしぶとさ、この生への執念、一体どこから来るものなんでしょうか?息も絶え絶えに這い進む先は、ガレージの倉庫部屋。その扉を開けると、そこには予想外の人物の姿があったのです。それは花都さん!常敏達の母であり、憲助さんの妻であった女性です。家族を襲った突然の「厄災」に涙する花都さん。透龍くんとの邂逅は、果たして彼女に何を齎すのでしょうか?
まさか、ここで花都さん登場とは驚きました。そりゃあ、表紙にトランプも描くワケだ。……つーか、いつから東方邸にいたんでしょうかね?孫の一大事だから、最初からこっそり家に潜んでいたのかな?透龍くんとしては、もちろん「等価交換」のために花都さんに触れたいところですが、黙っておとなしくやられる彼女でもないでしょう。ただ、家族を救うための、何らかの取り引きを透龍くんが持ち掛けてくる可能性がある。大統領とジョニィじゃないけど、ここで花都さんが「選択」を迫られる展開になるとしたら燃えるなぁ。あと、せっかくだから、彼女のスタンドも明らかにしてほしいですね。スタンド名は、ちょうど今「AERA」で対談連載中の『キング・ヌー』にしちゃってもOKですよ(笑)。


★今月は45ページ!ド迫力の絵と、大逆転の展開、そして予想外のヒキ。マジ面白かったです。クライマックスだから、読むのもいつも以上にドキドキしちゃう。いいねいいね、この感覚。やっぱり「ジョジョ」は最高です。今回でコミックス26巻分も終了。早くも来月発売との事ですんで、これまた楽しみッ!
作者コメントは「自粛でしばらく服を買わなかったんだけどやっと買いに行って絵描いたらすぐ汚してしまった。」との事。もしかすると、今月のカラー表紙かな?たぶん26巻の表紙と連作で、一緒に描かれてるでしょうしね。先生が服を犠牲にしてまで描き切った作品、ありがたく堪能させていただきますッ!





< 今月の1コマ >


出典:ウルトラジャンプ 5月号(2021年)
408・409ページ


今月は、パネルが東方邸に突っ込むシーンの、見開き特大1コマ。今に始まった事ではないんですけど、ここ最近はとりわけダイナミックな大ゴマが連発。臨場感と迫力が半端なく、リアリティがビンビンでございます。
もっと大きな絵と大きな流れを描きたいがために、週刊から月刊に移籍した「ジョジョ」ですが……、もはや今の荒木先生にとって、この誌面でさえ足りなくなってきてるように思えます。四角い紙の上だけじゃ、描きたいものが収まり切らなくなっちゃってるって言うか。前回の感想でも書いたように、新たな領域へと、より大きなステージへと突入してる事が肌で実感できますよ。12枚連作・等身大原画「裏切り者は常にいる」制作を機に、先生はさらにスケール・アップされたのかもしれません。もしかしたら、360°全方向に絵を描くぐらいの事もやりかねない!(笑) ただただ圧倒されるばかりです。




(追記)
透龍くんを倒した後の展開について予想してみました。まぁ、当たるとは思っていませんが、せっかく思い付いちゃったんで書いときます(笑)。


ついに透龍くんを倒し、定助も東方邸に戻って来た。やっと再会できた定助と康穂。しかし、「新ロカカカ」の果実は失われてしまった。常敏は死に、つるぎちゃんも憲助さんも瀕死。東方家とホリーさんの「呪い」はもう解けないのか!?絶望に打ちひしがれるみんな。
だが、定助だけはまったく別の事を考えていた。「ゴー・ビヨンド」は、ただ敵の肉体をえぐって殺すだけの力ではない。この世に存在すらしない、全てを超えて行く力。「呪い」も超えて行ける。「呪い」も、解ける。……そんな礼さんの言葉を想い返す。そうだ。「ゴー・ビヨンド」で、彼らと「呪い」との関わりを、その「因果」の流れを、「条理」の繋がりを、完全に消し去ってしまえば良いのだ。そのためには、「呪い」の根源を、全ての始まりを、正確に知らなければならない。
定助は、透龍くんとの戦いの中で、「ゴー・ビヨンド」の使い方と感覚をおぼろげに掴みかけていた。完全にはコントロールできないが、それでも賭けてみる価値はある。「ゴー・ビヨンド」は全てを超えて行ける力。それは、時間空間でさえも!「ゴー・ビヨンド」で大きな「しゃぼん玉」を作り、自分の周囲を包んで覆ってしまえば、自分自身が「ゴー・ビヨンド」の中に入ってしまえば……、時空を超えて移動する事も不可能ではないはずなのだ!定助の話を聞き、みんなの心に希望の火が灯る。

だが、そんな定助に康穂が言う。いつの時代の、どこに向かえば良いのか、定助に分かるのか?過去に行けたとして、もし下手な事をやらかし、歴史が大きく変わってしまったらどうする?歴史に影響を及ぼさない安全な場所や行動が、定助に分かるのか?「ここ」に帰って来れる保証すら無いじゃないか。……正論すぎて、定助はぐうの音も出ない。でも、たとえ危険を冒しても、やらないワケにはいかないのだ。
康穂はさらに言う。『ペイズリー・パーク』が「道」を示せば、行くべき時代と場所に向かって行ける。帰るべき「ここ」にも、必ず帰って来れる。だから、定助1人には行かせない。自分も定助と共に行く、と。
定助はその言葉を聞いても、康穂を止めはしなかった。彼女は、自分が「守る」だけの相手ではない。どんな危険や困難にでも、一緒に立ち向かい、同じ方向へ歩いていける人だから。この世で最も信頼でき、最も大切に想える人。それをとっくに知っているから。……「ああ、一緒に行こう」。定助は、康穂の手を握り、見つめ、そして微笑み合う。「ゴー・ビヨンド」が2人を包んでいく。
かくして、定助と康穂の2人は、遥かな時を超え、過去へと遡る。ジョースター家、東方家、吉良家、空条家……、その隠された歴史の真実を紐解く旅が始まるのであったッ!


―― といった感じです。全てのルーツに迫る過去編が、「ジョジョリオン」のエピローグ的なエピソードとして描かれるってワケです。タイムスリップは未だ「ジョジョ」で描かれた事のないもので、「ジョジョリオン」には時間系のスタンドも登場してませんから、案外あるかもよ!?
定助と康穂の2人で……ってのはちょっと美しすぎるんで、ドサクサで常秀も勝手に乗り込んで付いて行くって展開になっても面白そう。「定助テメー!なに康穂ちゃんと2人っきりになろーとしてんだよッ!そうはさせねー!」みたいな(笑)。そもそもの始まりの3人なんだし、当事者の東方家として見届けるのが筋でしょうしねぇ。




(2021年4月19日)
(2021年4月21日:追記)




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