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「ジョジョリオン」の謎と考察・予想をまとめたよ


No.10 【 虹村さんが探る東方家の秘密とは? 】






【第1版】
虹村さんは憎悪や殺意すら胸に抱き、東方家の秘密を探るべく、たった1人で東方家に潜入しました。果たして、この秘密とはどんなものなのでしょうか?



ズバリ言ってしまえば、東方家に伝わる秘密とは「石化病」を治す方法の事です。「石化病」に罹った母が死ぬ前に秘密を突き止め、母を救う。それが彼女の目的。母:ホリーさんを守るため、定助を殺してでも阻止しようとしていたし、自分の命を懸けるほどの覚悟を感じましたし。彼女にとっては、何よりも重大な秘密。
しかし、「石化病」を治す方法自体はすでに、我々読者にはほぼ明かされていますね。「離れ」の地下室は、「石化病」を治すために造られた部屋。つるぎちゃんがそう語っていました。また、憲助さんが子どもの頃、母親に「石化病」を移してもらったのも「二本松」の根本の洞の中。この洞は、ジョニィが「聖なる遺体」を隠した場所です。恐らく、ジョニィが「遺体」を隠して以降、この「二本松」周囲の土地でのみ、「石化病」の「等価交換」が可能になったのでしょう。「遺体」によって、「壁の目」が局地的にパワーアップしたワケです。(⇒ No.18 【第1版】参照)
1901年に初めて「壁の目」が出来たと考える事も可能でしょうけど、私は今のところ、「壁の目」自体はもっともっと遥か昔から存在していたと考えております。(⇒ No.2 【第1版】参照)


とは言え、これだけの秘密じゃ物足りないっつーか、あっさり突き止められそうで盛り上がりに欠けちゃうかも(笑)。なもんで、もうちょいツッコんでみました。
虹村さんとて、ただ「石化病」を誰かに移動させる方法よりだったら、「石化病」を根絶させる方法の方がありがたいはず。当然、謎の「フルーツ」を探す定助達に協力する事もやぶさかではないでしょう。そうなれば必然的に、「フルーツ」との接点がある常敏との関わりも深くなる事でしょう。憲助さんに「フルーツ」の心当たりがまったくない以上、常敏のみが知る秘密がありそうです。今後、虹村さんが追い求めるものは、常敏の秘密へとシフトしていくのです。
常敏が知る秘密。それは、東方家が「石化病」によって呪われた経緯(⇒ No.15 【第1版】参照) 東方家が知る全てを詳細に記した古文書。東方家の敷地内のどこかに埋められており、その場所への地図が東方家に隠されているのです。常敏はそれを偶然にも発見し、古文書を読んで東方家の歴史を知ったのです。その地図は、地下室に飾られていた車の絵画(写真?)。昭和12年、3代目憲助さん(常照)と思われる人物のサインが書かれたアレです。額縁から外したら、裏側に暗号か炙り出しか何かで古文書の在り処が示されていた、とかで。
わざわざ隠されているくらいなので、その内容は家族にすら公にはしたくないものでしょう。しかし、完全に葬り去る事も許されない、そんな東方家の罪と懺悔が記録されているのです。3代目憲助さんもかつて偶然見付け、あまりのショックに誰にも秘密にして隠し、地図だけ遺していったのです。そして、常敏もまた、誰にも知られないように隠した。その古文書にこそ、「呪い」を解くヒントが記されている……かもしれないのです。
(東方家がフルーツ屋を始めたのは、実は謎の「フルーツ」を見付け出して手に入れる目的があったからなのかも。初代憲助さんもやはり古文書を読んでおり、資金調達や人脈形成のために「SBR」レースに参加した?レースの最中も、密かにあちこちでフルーツを探していた?)



(追記1)廃止




なお、旧版はこちらに置いときます。 旧版




(2015年1月9日:【第1版】更新)
(2015年6月28日:【第1版】追記1)
(2016年6月30日:【第1版】追記1を廃止)




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