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「ジョジョリオン」の謎と考察・予想をまとめたよ


No.19 【 吉良が見付けた「石化病」の治療法とは? 】





【第1版】
(追記1)廃止
第45話で明かされた新事実。かつて吉良は、「X(=自称:仗世文)」やカレラと行動を共にし、「ロカカカ」の樹を大量に処分してしまったようです。しかし、母:ホリーさんのためなのか、1本だけ密かに隠し持っていたらしい。これらの行動も、きっと「石化病」の治療法に深く関わっているのでしょう。


まず、どうやって「ロカカカ」の存在を知ったのか?……私は、吉良達3人は八木山夜露とも接点があり、4人で行動する時もあったと考えています。「ロカカカ」についても、夜露から教えてもらったのです。栽培場所に案内されたのです。
夜露は実は「記憶の男」の仲間。「X」がホリーさんから託された「秘密」の内容を探るため、あえて夜露を「X」に近付かせていました。「記憶の男」も夜露も、「X」だけが知る「秘密」を全て奪う事が当面の目的。「X」を泳がせるためにも、ある程度はこちらが知る情報を教える必要がある。「ロカカカ」の存在と効力を知った「X」は、その危険性を恐れました。そして、ホリーさんから受け継いだ「秘密」……、即ち、「壁の目」に宿る聖なるパワーを解き放つ方法を早急に実現しようと決意するのでした。それを実現すれば、「ロカカカ」も消え去り、「岩人間」も普通の人間に戻り、「石化病」も無くなる。
一方、吉良は吉良で「記憶の男」と裏で手を組んではいるのですが、筋金入りのナルシストであり一匹狼の性分。「記憶の男」に一定の仲間意識を抱いてはいるものの、自分の欲望・都合・利益こそが最優先。「ロカカカ」を知った彼は、それを独占してやろうと考えたのです。正義感に燃える「X」を引き込み、「岩人間」達の目を盗んで「ロカカカ」を焼却処分してしまったのでした。こうして、「岩人間」達の怒りを買った吉良達3人。特に夜露の憎悪はハンパなく、単独で「X」を殺しに掛かる暴挙に出たワケです。


続いて、吉良は何故「ロカカカ」を隠し持っていたのか?……愛唱と取り引きしたジイさんの例を見ても、「ロカカカ」はデンジャー過ぎます。喰った者の体内で「等価交換」を行なうのだとすれば、とても母:ホリーさんには食べさせられません。それでもなお、彼には「ロカカカ」が必要な理由があったって事です。
これは多分、常敏と似た理由なのでしょう。常敏は「ロカカカ」の事を知りながら、家族にも秘密にして、「岩人間」と契約を結んでいました。「ロカカカ」の力だけでは、忌まわしい「石化病」を完治させるには至らない。だから、より強い力を持った「ロカカカ」を作り出すため、孤独に研究を重ねているところなのでしょう。吉良もそうなのです。しかも、それを実現させる方法にもアテがある。東方とジョースターの血を1つに戻した時こそ、その方法を知る事が出来るはず。
「ロカカカ」は、その時に必要になってくるのです。「ロカカカ」の力を目の当たりにし、そんな可能性を予感した吉良は、養殖された出来損ないの「生命の実」とでも言うべき「ロカカカ」をこっそり奪って来たのでした。

なお、吉良の「ロカカカ」の現在の在り処については、別のページに予想しておきます。




なお、最新版はこちらに置いときます。 最新版




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