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「ジョジョリオン」の謎と考察・予想をまとめたよ


No.27 【 「鉢植えの男」は何者なのか? 】






【第2版】
康穂の『ペイズリー・パーク』によって、常敏のランボルギーニ・ガヤルドのドライブレコーダーを調べたところ、常敏と接触する1人の男の姿を発見!その男はなんと、定助達が探し求める謎の「フルーツ」を実らせた木を鉢植えで持っていたのです。
康穂が感じ取った印象では、かなりヤバそうなヤツ。果たして、この「鉢植えの男」は何者なのでしょうか?



ダモカンこと田最環を撃破し、ストーリー的にも1つの節目を迎えたような感じもするので、ここらで改めてまとめてみたいと思います。
まず、この「鉢植えの男」の名は大年寺山愛唱。彼はどうやら、生まれついての「岩人間」だったようです。(⇒ No.25 【第1版】参照) 29歳という年齢は、恐らくウソ。本当の「大年寺山愛唱」なる人物を殺し、戸籍を奪ったのでしょう。その本当の「愛唱」の年齢が29歳っていうだけ。

彼は、ダモカン率いる「岩人間」チームの一員で、主に「ロカカカ」の輸入・栽培・密売を担当していました。メンバーの性格等から考えると……、一級建築家の夜露は、「ロカカカ」を欲する富裕層の開拓・交渉を担当。コンビネーション・プレイが冴えるエイ・フェックス兄弟は、邪魔者の追跡・排除を担当。リーダーのダモカンが、チーム全体の管理・統括。……といったところだったのでしょうか。少数精鋭で、なかなか良いチームだったろうと想像できます。
ともあれ、愛唱は「ロカカカ」絡みの仕事がメイン。単独で貨物船に密航し、ニューギニア島にまで出向き、「ロカカカ」を輸入していました。さらに、日本へ持ち帰った「ロカカカ」を、顧客に高値で密売。「救心」を手放せない小心者の割に、単独行動が多かったようです。しかし、慣れない突発的・例外的な事態にはテンパッてしまうとしても、仕事は淡々粛々とこなす性格だったのでしょう。アー君こと岩切厚徳とのやりとりを見ても、取り引きではウソや隠し事はしないし、取り引き相手を信用する態度も示していました。そういう意味では愛唱も、信頼すべきプロフェッショナルだったと言えます。
そして、「ロカカカ」の栽培も、愛唱が中心となって行なっていたものと思われます。まだハッキリと明かされてはいないけど、「ロカカカ」の栽培場所は、愛唱の勤務先「杜王スタジアム」内のどこかにあるっぽいし。(⇒ No.30 【第1版】参照) それに、顧客ではない常敏と契約を結び、たまに彼に「ロカカカ」を見せたりもしていた様子。(⇒ No.26 【第1版】参照) きっと、より強いパワーを持つ「ロカカカ」に育てる方法を探っていたのでしょう。「ロカカカ」ある所に愛唱あり。つまり愛唱は、チームにとって非常に重要な、「ロカカカ」に関する仕事の大部分を任せるに足る人物だったのです。


そんな仕事人の彼も、けっこう人間味のあるヤツだったりもしました。
大好きだった恋人には、浮気されるだけでは飽き足らず、寝てる間に土地を勝手に売られ、持ち家まで破壊される始末。また、仗世文と吉良による目薬のステマにまんまと興味を惹かれ、すかさず購入・使用しちゃってました。仕事ぶりはそつなく、スタンド能力も殺人に特化している反面、プライベートでは抜けてて騙されやすいのかも(笑)。
睡眠中に危うく死にかけ、仲間に起こしてもらう事もちょいちょいあったみたいです。しかも、チームメイトの夜露は分かるけど、それ以外の人物からも起こしてもらっていた風にも見えました。「起きて」「溺れるよ」と、チームメイトの誰かではなさそうな口調で。ひょっとしたら、女性の「岩人間」?チームの5人以外にも「岩人間」は存在し、そんなチーム外の「岩人間」とも接触・交流があったのかもしれませんね。




なお、旧版はこちらに置いときます。 旧版




(2015年1月9日:【第1版】更新)
(2015年1月19日:【第1版】追記1)
(2015年6月24日:【第1版】追記2)
(2015年8月23日:【第1版】追記2を廃止)
(2016年6月30日:【第2版】更新)




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