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連載開始前予想祭り





まだ本編がスタートしてもいないというのに、予告イラスト1枚で早くも話題沸騰の「ジョジョリオン」!当然、「どんな主人公なのか?」「どんな話なのか?」「タイトルの意味は?」……等と、様々な予想が飛び交っておりますな。せっかくなので、私もこの祭りに乗らせていただきますッ!


@主人公はどんなヤツなんだ?

彼の名は、東方 城成(ひがしかた しろなり)。名前を音読みすれば「じょうじょう」となり、イコール「ジョジョ」です。とは言え、ついに名前の中から「じょ」の字すら完全消滅。だからこそ、タイトルにあえて「ジョジョ」の名を冠したのです。「あ、これジョジョなんだ」とすぐに分かるでしょ?
で、城成はその名の通り、ノリスケさんの子孫です。そして、主人公であるからには、もちろんジョニィの子孫でもあります。ジョニィはあの後、ノリスケさんの孫娘と結婚。子どもをもうけるのです。ただ、城成は生まれてから17年間、ずっと杜王町で育っています。日本から出た事もないし、英語もまったく話せません。反面、自分がアメリカ人の血を引いている事もあり、海外に憧れを持っています。
性格は、ジョセフや仗助に似た直情的明るい性格。好奇心は人一倍旺盛。しかし、子供っぽいところがあって、マンガやアニメが大好き。その上、ケンカっ早い。前歯もケンカで殴られた際にヘシ折られ、歯抜けになってしまいました。良くも悪くも、純粋なヤツなんです。

ちなみに、ジョニィの子孫だけあって、生まれ付いてのスタンド使い。能力は……、なんだろ?水に関係する能力とか?何にせよ、あまりスケールの大きい能力ではなく、ショボめの能力の方が杜王町らしくて良いですね。


Aどんな舞台なんだ?

舞台は1977年の杜王町。ジョニィやノリスケさんの子孫が存在しているという事は、言わずもがな新世界の杜王町です。そのため、4部キャラの登場は無し。でも、そのものズバリの本人ではないけど、似たキャラは出て来るかもしれません。
1970年代は杜王町が開発され始めたであろう時期であり、素朴な田舎町が近代的な地方都市へ変わっていく過渡期に当たります。混沌とした、エネルギッシュな時代。そして、城成は1960年生まれの17歳。そう、荒木先生と同じ年の生まれという事です。荒木先生が幼少期・少年期を過ごした町並みが反映され、先生の実体験なんかも描かれたりするかも?


Bどんなストーリーなんだ?

1970年、当時10歳の城成は両親に、大阪で開催された日本万国博覧会(万博)へと連れて行ってもらいました。城成は万博で見たあらゆる物に衝撃を受け、以来、まだ見ぬ世界や未来に強い興味と憧れを抱き始めます。中でも、やはり自分の体に流れる血ゆえ、大国アメリカに対しては一際強い感情を持っています。田舎の杜王町は嫌いで、ガンガン開発して都会に近付いてくれる事を望んでいるのです。むしろ、さっさと杜王町から大都会に出て行きたいと思っているくらい。
アメリカが好きで、マンガやアニメも好きという事は、当然、アメリカで生まれたキャラクターも大好き。特に「ポパイ」に強烈なヒーロー性を感じ、リスペクトしています。そういった影響で、彼はセーラー服を身に付けるようになったワケです(笑)。海を越えて、広い世界に飛び出したいという想いの現れでもあるのでしょう。そして、自分を「ジョジョ」と名乗るようになりました。

1977年、杜王町で不可思議な事件が多発します。好奇心から謎に迫り、やがて彼は「妖怪」と出会う事になるのです。杜王町の周辺一帯には、古来より「妖怪」に関する言い伝えや習わし、迷信などが多く残っていました。幼い頃の万博にも似た衝撃を受けた城成は、自ら「妖怪」探しを始めるのです。
「妖怪」の正体。それは、「六壁坂」や「黒蜘蛛」のような未知の生物であったり、祈りや怨み、畏敬といった人々の念が、あるいは木々や沼などの自然のエネルギーが形となったスタンド的存在であったりします。この「妖怪」との出会いや戦いによって、城成は成長していくのです。「妖怪」の存在は杜王町の風土や歴史にも深く関わっており、「妖怪」探しを通じ、城成は杜王町を初めて本当に理解していくのです。日本の、そして故郷の美しさや素晴らしさに気付いていくのです。
あまりに身近すぎて見えずにいた自分の町を、少しずつ愛し始める。そんな、自分の原点を知り、故郷を見つめ直す物語なのではないかと予想します。


C「ジョジョリオン」って何だ?

城成は、出会った「妖怪」を捕えたり手懐けたり、その奇妙な生態を調べたりしていきます。やがて彼は、この「妖怪」こそが杜王町の真実の姿であり、開発で失われつつある「過去」と「今」の杜王町の形そのものであると感じるんです。愛する故郷を、永遠に閉じ込めたい。残したい。そんな気持ちが芽生えます。
そして、彼は「妖怪」の展示館を作る事を決意するワケです。まさしく、かつて万博で見た、世界各国のパビリオンのように。そうです。「ジョジョ」が作る杜王町の「パビリオン」、これが「ジョジョリオン」なのです。


――と、まあ、こんな予想でした。7部「STEEL BALL RUN」が故郷へ帰るまでの物語であるなら、8部「ジョジョリオン」は故郷に根付くまでの物語であり、故郷そのものが描かれるのではないかと。きっと「ジョジョリオン」は、我々日本人の心の琴線に触れるような、懐かしさや郷愁を与えてくれるはず。「和」の美しさやおどろおどろしさを、丹念に描き切ってくれるはず。
そして、モノを作って完成させる事を目的とするジョジョってのも、今までになくて良いんじゃないかなあ〜と思います。「城成」という名前も、その辺のイメージから考えてみました。何でもかんでも震災に結び付けるのもアレですが、「作る」という目的は「復興」にも通じるものがあるし。工事マンガ「ユンボル」の武井先生がビックリ&感服してたのは、そういう理由もあったりするのではないか……、などと勝手に想像してしまいました。
でも、実際に荒木先生が描く「ジョジョリオン」は、私の予想や想像をブッ飛び超える面白さである事は確実ッ!早く読んで、皆さんと語り合いたいもんです。




(2011年4月22日)




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