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ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




マンハッタン・トランスファー / 本体: ジョンガリ・A
< 「気流」を読む能力 >





<特徴>
スタンドが発現した経緯は不明。


遠隔操作型のスタンド。パワーは皆無だが、その分、射程距離は広大である。数百m~数kmほどと推測される。


ドローンのような小型のヴィジョンを持つ。4つの翼が十字型に付いていて、それぞれ描かれている模様が異なる。
また、底部には鍵のような形の物が2本ぶら下がっている。




<能力>
「気流」を読む能力



このスタンド『マンハッタン・トランスファー』は、周囲の空気の流れ、即ち「気流」に敏感に反応する。
物質が動けば空気も動く。その「気流」に乗って、フワフワと漂い舞うだけのスタンドである。呼吸の乱れや、スプリンクラーから放出される水滴による「気流」すら感知する。近付こうとすればその「気流」に押し流されるため、基本的にこのスタンドは誰も触れる事さえ出来ない。


弱点は、四方を網のような物で囲い込まれてしまう事である。逃げ場を失い、縛り付けられ、攻撃を受けてしまうのだ。
また、何らかのガス等によって、空気と混ざり合わない異なる層が作られると、正確な「気流」の探知が出来なくなってしまう。


『マンハッタン・トランスファー』が感じ取る「気流」は、本体:ジョンガリ・Aにも伝わる。
彼は凄腕のスナイパーで、白内障のため視力が低下しているが、「気流」や「風」を読む事で視覚以上に物の動きを把握できる。そして、それらを計算に入れてターゲットを狙撃する。本体の感覚・特技がスタンドによって強化・延長されているのだ。


『マンハッタン・トランスファー』は、ジョンガリ・Aが発射した弾丸を中継する「狙撃衛星」の役割も果たす。
「気流」に漂うだけのスタンドではあるが、意識的な操作も可能である。「気流」とは無関係に、行きたい方向に向かわせたり、その場に固定したりする事が出来る。無論、ジョンガリ・Aが撃った弾丸を命中させる事も出来、『マンハッタン・トランスファー』はその弾丸を別方向へと受け流す。つまり、威力をほぼ殺す事なく、弾丸の軌道を変えられるのである。
これによって、より遠距離から、しかもターゲットの姿が見えない位置からであっても、精密な狙撃が可能となる。


以上の情報はほとんど、エンリコ・プッチのスタンド『ホワイトスネイク』が見せた「幻覚」の夢の中での描写からである。
そのため、現実の『マンハッタン・トランスファー』が、これらの情報とは多少なりとも異なる性能・能力を有している可能性も否定できない。




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