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ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




ペイズリー・パーク / 本体: 広瀬 康穂
< 「情報」を収集・伝達する能力 >





<特徴>
@本体:広瀬 康穂(ひろせ やすほ)が、「壁の目」と呼ばれる場所に踏み入る事で宿した能力。
「壁の目」にて、彼女の右足首に謎の歯形が刻まれたようだが、それらとスタンド能力との因果関係は明らかになっていない。ただ、「壁の目」の未知なるエネルギーに影響を受け、眠っていた能力が引き出されたものと推測される。


A全身に地図が描かれた、女性的なボディーラインの人型ヴィジョンを有する。髪の毛もあり、ヘアースタイルは康穂と同じ。無意識で操作していた時は、康穂の影と一体化しているかのように発現していた。
射程距離も能力射程もかなり広く、その分、物理的なパワーは非常に弱い。本体とごく近い距離であっても、康穂と同程度のパワーしか発揮できない。


B康穂自身、スタンドをハッキリ認識していない時点では、ほとんど無意識でスタンドを使用している状態であった。精密性も低く、スタンドの意識的なコントロールは不得意である。
しかし、やがて自分のスタンドを認識し、強い意志でコントロールし始めた。康穂の柔軟な発想により、様々な手段を駆使して必要な「情報」を収集できるまでに成長を遂げたのだった。




<能力>
必要とする「情報」を収集・伝達する能力



@このスタンドは本質的・潜在的に、「ラプラスの魔」に極めて近い能力を持っている。
(全宇宙・全世界とまでいけるかは疑問があるが、)少なくとも町1つ程度の範囲内ならば、そこに存在する「痕跡」を感知・把握し、解読・追跡が出来る。「痕跡」とは即ち、「過去」や「過程」を示す「情報」である。それを把握・掌握しているという事は、必然的に、「未来」や「結果」の予測も可能なのだ。
恐らく、限られた範囲での「情報」しか収集できないため、概念上の「ラプラスの魔」ほど超越的な存在ではないが、それでもある程度の予測は出来る。不完全ながらも、「運命」「因果律」を見通す力を宿したスタンドなのである。


A意志・自我を持つスタンドであり、『ペイズリー・パーク』自体は自ら「情報」を集め、「運命」を予測している。ただし、それは本体:広瀬康穂にも一切伝わらず、その内容など知る由もない。
本来、「ラプラスの魔」は人間が持ち得る力ではないからなのか、康穂の精神力がまだそこまで成長していないからなのか……、とにかく康穂本体さえも完全にはコントロールできない。制御可能なのは能力のほんの一部分でしかなく、基本的に、康穂の意志とは無関係のところで働いている能力なのである。
とは言え、『ペイズリー・パーク』が康穂のスタンド能力である事に変わりはない。康穂自身を、あるいは康穂が助けたいと願った者を、なるべく良い「未来」や「結果」へ導こうとしてくれる。そのような「道案内(ナビ)」「道標」として、あの手この手で具体的な恩恵を与えてくれるのだ。


Bスタンドを自覚していなかった当初、康穂は無意識的に能力を発動していた。その時点では、【対象とする人物を「進むべき方向」へと「ナビゲート」する】という形でのみ使用された。
「ナビ」の詳細設定は、康穂の意志や願望に応じて、その都度変更されていたようである。例えば、彼女が東方定助の身を案じていた時は、定助を「安全な方向」へ「ナビ」していた。また、彼女自身が入手したいモノがあった時には、それをゲットするために「最良の方向」へ誘導してくれていた。
「進むべき方向」へ真っ直ぐ向かう事が出来ない場合には、「迂回路」を指示してくれたりもする。その状況に対応し、「迂回」するために必要な場所へ電話を繋げたり等、親切に手助けまでしてくれた。康穂の優しい性格を反映してか、臨機応変でけっこう融通が効くらしい。
ちなみに、「ナビ」する方向は、前後・左右・上下すべてが含まれた三次元的なものである。


C「ナビ」の媒介となるモノも、その状況次第で変わった。
作中では、携帯電話のナビ機能やネット通信を利用していたが、もし対象が車に乗っていたら、カーナビを通じて「ナビ」する事も出来ただろう。メールを通じて本体:康穂に質問し、時間制限付きの「選択」を迫り、危機から逃れる方法へ導くという事もしていた。さらに、通信機器に限らずとも、様々な偶然の出来事を利用したり、対象に閃きを与えたりする事によって「ナビ」する事も可能である。


Dこの「ナビ」に強制力は無い。「ナビ」の内容自体に気付かない事もあり得るし、あえて逆らって別の方向へと進む事も簡単。何かしらの「選択」を要求されたとしても、無視する事も可能である。
……が、「進むべき方向」に進まないという事は、「進むべきではない方向」「危険な方向」に進むという事。「採るべき選択」を放棄するという事は、より良い「未来」から遠ざかってしまうという事。その分、思いも寄らぬ不運な出来事に見舞われる可能性も高くなってしまう。


E康穂が自分のスタンド能力を認識してからは、ようやく多少は意識的にコントロールできるようになった。かつては『ペイズリー・パーク』のみが知り得た「情報」を、(そのうちのごく僅かであっても)康穂自身も明確に知るために、能力が使用される事となる。
康穂が必要とする「情報」を収集する事に関しては、万能に近い応用性を誇る。ほんの微かな「痕跡」や「違和」さえも見付け出し、そこから欲する「情報」へと辿り着くのだ。車のドライブレコーダーに侵入するどころか、その記録映像の中に映っていた防犯カメラにまで移動し、その記録をも探る事が出来た。また、それらの映像を康穂が持つスマホやパソコンへ伝達する事も可能である。都合の悪い「情報」を消去する事も容易い。
東方つるぎのスタンド『ペーパー・ムーン・キング』とのコンビネーションで、康穂のスマホを「折り紙」のカエルにして、ターゲットを追跡させ、その映像を康穂のパソコンに送る……といった偵察・追跡までやってのけた。


F能力を意識的に使う際には、探索したい「情報」の対象について、康穂自身の認識が深い方が精度も高まるようだ。
例えば……、A氏という人物についての「情報」を探索する場合、康穂がA氏の事をより詳しく知れば知る程、より重要でより多くの「情報」を入手し得るという事である。そのため、A氏の事を他人からただ聞いただけの時よりも、A氏の事を実際に見た後の方が能力は強く働く。A氏本人や持ち物に直接触れている時なら、さらに強く働くだろう。つまり、欲する「情報」の対象と康穂の「関係性」や「繋がり」によって、能力が強弱するのだ。


G「情報」を収集するために様々なモノに侵入・潜入していく『ペイズリー・パーク』だが、どうやら侵入している時は、そのモノと一体化しているような状態らしい。
そのモノが負ったダメージは『ペイズリー・パーク』のダメージとなり、それは当然、本体:康穂のダメージにもなる。実際、『ペイズリー・パーク』を潜ませたスマホが踏み付けられた際には、康穂にも踏み付けられたダメージが返って来ていた。


Hこのように、『ペイズリー・パーク』は現実の「物質世界」のみならず、デジタルな「情報世界」をも自由に移動できるスタンドなのである。
「情報世界」は、康穂には「無数のドアが存在する通路や部屋」というイメージで伝わっているようだ。「痕跡」を辿ってドアを開け、奥へ奥へと進み、やがて必要な「情報」がある部屋へと至る。セキュリティを突破し、何かのデータベースに侵入する際なども、「『ペイズリー・パーク』が錠を破壊してキャビネットや金庫をこじ開ける」といった現実的・物質的イメージが康穂に伝わる。
無限に広がる「情報世界」だが、康穂はどこにどんな「情報」があるのかというデータの位置・座標を、おおまかには感じ取れているらしい。『ペイズリー・パーク』がどこに向かい、何をしようとしているのかは分からないまでも、「そこは町の歯医者の記録がある場所じゃあない」程度の事は分かっていた。




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