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ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




ペーパー・ムーン・キング / 本体: 東方 つるぎ
< あらゆるものを「折り紙」化する能力 >





<特徴>
@本体:東方 つるぎ(ひがしかた つるぎ)の住む家は、後に「壁の目」と呼ばれる場所の近くに建っていた。この「壁の目」には、スタンド能力を目醒めさせる力があるらしい。
「壁の目」とスタンド能力の因果関係は明らかになっていないが、つるぎも恐らく「壁の目」の未知なるエネルギーに影響を受け、スタンドを発現させたものと推測される。


A厳密には、本体:つるぎの肉体と一体化したスタンドであるため、ヴィジョンは存在しない。
ただし、自身のスタンドパワーの大半を込めて「折り紙」を折る事で、一時的にその「折り紙」をスタンド化できる。この場合、その「折り紙」はつるぎが直接的に操作する事が可能になる。反面、「折り紙」へのダメージもつるぎに伝わってしまうため、なるべく硬い物質を使う事が望ましい。


Bつるぎは、自らのスタンドの名を『ペーパー・ムーン』と略して呼ぶ事が多い。




<能力>
あらゆるものを「折り紙」のように折る能力



@普通の折り紙や紙切れはもちろん、ケータイなどの硬い物質までも「折り紙」化してしまう。
本体:東方つるぎが能力で折ったこの「折り紙」は、スタンド使いにだけ「折られた形」に見えるらしい。(一般人には、本来の形のままに見えるのだろう。)


Aこの能力で折った「折り紙」は、「折られた形」に見合った性質を付与される。
例えば、「カエル」の形に折られた物は、本物のカエルのようにピョンピョン飛び跳ねる。「セミ」の形に折られた物は、本物のセミのように空中を飛び回る。「バナナ」の形に折られた物は、本物のバナナのようにその皮で滑る。「自動車」の形に折られた物は、本物の自動車のように高速で走行する。他にも、「刀」や「兜」、「ピストル」などを折って武装したり、獰猛な「動物」を折って襲わせたり、様々な応用が可能であろう。
ちなみに、つるぎが触れた紙を折る事で、他者がこの能力を利用する事も出来るようだ。


Bこのスタンドの能力射程は、数十mほど。パワーの弱い能力であるがゆえに、射程はそこそこ広く、持続力も高い。
折られた「セミ」が、町のどこにいるかも分からない東方定助をすぐに追跡・発見できていた事から、前もって標的を設定しておく事も出来そうである。「折り紙」にはある程度の知能も備わるらしく、つるぎの命令を忠実に実行する。標的に存在を気付かれぬよう、臨機応変に行動し、隙を窺って近付いたりもするのだ。


C「形」に見合う性質を付与され動き出した「折り紙」により、さらなる能力が発動する。この能力は、つるぎの意志でのみ発動できる。
「折り紙」に触れられた者は、まず肉体が丸められた紙のようにクシャクシャになり、折り紙のように折り目が付く。この肉体異常はすぐに収まるが、それは「折り紙」化の能力が肉体より深部へと浸透してしまった事を示す。つまり、精神や感覚が「折り紙」化してしまうのだ。
抽象的な表現になるが、多種多様な「異なる形」に折られた折り紙を、別の「同じ形」に強引に折り直してしまう、というイメージである。本当は「異なる姿形」を見聞きしているにも関わらず、それらを認識する前に、「折り紙」のように折られた精神・感覚がその「姿形」を歪めてしまう。その結果、全てが「同じ姿形」に感じられるようになってしまうのだ。


D作中では最初に、広瀬康穂と定助がこの「折り紙」化の能力を掛けられてしまった。町中の他人の顔(写真やマネキンまでも)は「同じ顔」に見えていた。ただし、動物の顔は、黒塗りされたように見えなくなるらしい。また、全ての文字も「同じ文字」に見えていたし、恐らく人の声も「同じ声」に聞こえていただろう。
このように、姿形が強引に統一される事で、ものの区別・識別が出来なくなってしまうのだ。「何」を、「どのように」折るか(「どのように」見せるか・感じさせるか)は、つるぎの意志で自由に設定・決定できる。大年寺山愛唱が、走行するバスを東方常敏と認識し、何の疑問も抱かず追い掛けていた事からすると……、この能力は標的のスピード感覚空間認識さえも狂わせるのかもしれない。


E標的に触れ、能力の支配下に置く事に成功した「折り紙」は、つるぎの元へと戻って来ていた。
自身のスタンドとして直接操作する場合を除いて、「折り紙」は通常、つるぎと感覚がリンクしてはいない。そのため、「折り紙」を攻撃されてもダメージにならない反面、「折り紙」の現状を知る術も持たない。自動操縦タイプのスタンドに近い存在なのだ。当然、「折り紙」が標的に触れる事が出来たのかどうかも分からぬまま。
そこでつるぎは、「目的を果たしたら戻って来い」と命令を出したのだろう。「折り紙」が戻って来る事は、即ち、目的達成の合図。これにより、標的に触れた事を認識・確信できるようになったのである。


F時間の経過や本体:つるぎとの距離によって、能力がどんどん強まっていくのだとしたら……、「匂い」や「色」、「温度」、「速度」、「感触」、「話の内容」、「服のデザイン」なども「同じもの」に感じられるようになっていくだろう。そして最終的には、この世のあらゆるものが「たった1つのもの」で溢れ返っているようにしか認識できなくなるのかもしれない。
そんな単純化・単一化された混沌たる世界の中で、つるぎだけは「本当の姿」のままに感じられる。そのため、能力を掛けられた者はパニックに陥って苦しみ抜いた末、とうとうつるぎに助けを乞うしか術がなくなってしまうのである。
もっとも、つるぎが能力の対象外を自由に設定できるという事も十分あり得る。だとしたら、標的につるぎまでも「別のもの」に認識させる事も可能という事にもなるだろう。その場合、標的にとって救いは何もなくなる。




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