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サンディエゴニューヨーク サンディエゴニューヨーク!


#4 サンディエゴビーチ 9月25日 スタート





●一気にスタート当日まで時が飛びました。2日前の出来事を3週に渡って描き続けただけに、ちょっと驚きです。この緩急の付け方は見事。


●2話目からはクールな面ばかりがクローズアップされていたジャイロですが、ここでまたニョホホな面が描かれます。トイレットペーパーやら歯ブラシやら何やら、不要な物はバンバン捨てちゃってます。あまり物への執着は無い性格のようです。トレーニングしてた岩場に本を置いて行ったのも納得。そのくせ、クマのぬいぐるみには御執心の様子。彼の価値観はどうなっているんでしょう?真面目な顔でしょーもない事をやってるシュールさが笑いを誘います。
それに、あの場面はいかにもサバイバルって感じで良いですね。限られた道具をいかに使って、危機を乗り越えていくのかも見所です。きっと、まったく予想外の使い方をしたりするんでしょうねえ。あのぬいぐるみが命運を分けたりしかねないのが荒木マンガ。


●ジョニーは想像以上に根性が座っていました。体中キズだらけ血だらけになりながら、それでも諦めようとはしません。思えば、こんなズタボロになってまで努力するキャラって、いなかった気がします。とても痛々しいけれど、前回の彼とは段違いにカッコイイ姿です。希望を追い求める人間はやはり強いです。ジョルノが何よりも欲していたものも希望でしたが、それこそが人の生きるエネルギーなんでしょうね。
ジョニーを静かに導くジャイロがまたシブイ。馴れ合う訳でもなく、優しく諭す訳でもなし。どこか突き放した態度で、でもジョニー自身に道を切り開かせようとする。もう、ジョニーの人生の師ですね。ジャイロもジョニーを少しずつ認めてきているってのが伝わります。彼らがこれからどんな関係を築いていくのか、とても楽しみです。
そんなジャイロのヒントから、回転の動きを利用して馬に乗る事を掴んだジョニー。何やらあの馬とも心が通じかけています。「馬に乗る」というだけの行為を、こんなに盛り上げてくれるとは。いよいよレースのスタートが迫る緊張と興奮の中で、淡々と2人の世界が描かれ、そして意外な方法で馬上へ!実に劇的なラスト。このシーンは、今までで最高に震えが来たし、不覚にも泣きそうになりました。ジョニーの株は急上昇。応援したくなってきましたよ。


●ついにサンドマンも到着。時間ギリギリのくせに、妙に余裕顔です。これで間に合わなかったらどうする気だったんでしょう?
受付の兄ちゃんの態度の豹変ぶりには唖然。人間って怖いですね。やはりインディアンへの差別意識は根深いようです。サンドマンは両親の形見のエメラルドで、参加料を払います。彼を信じて形見を託した姉ちゃんに感動。つーか、普通に両親がいた事に驚きました。別の部族なのかとも思っていたんですが、深読みしすぎたかな?育ての親って線もあるけど。
エメラルドに見とれる兄ちゃんに「いいから早くしてよ」とばかりに、再びスタンドらしき能力を使用。可愛らしい砂のお手手です。どうやら彼の能力は砂と一体化していて、一般人にも見えるし触れるタイプのようです。う〜む、早く全貌が知りたい。
……で、ビックリしたのが、馬には乗らず自力で走破するという発言。ネタでは散々言われてたけど、マジでそう来るとは思いませんでした。いくら走りが得意だからって、さすがに無茶な気が…。脚の不自由なジョニーとの対比にはなるんでしょうけど。まあ、馬がない分、身軽にはなりますね。急な崖や流れの激しい川などに出くわしても、馬なら迂回しなくちゃいけませんが、彼ならスイスイと突破してしまうでしょう。ロッキー山脈辺りで差を付けたい所。


●スティール氏の開会のあいさつも素晴らしかったです。「氷」「ああ〜 イイッす(アイス)」を掛けたシャレを披露するために、「聖氷」と称してわざわざ南極から氷を持って来たのでしょうか?なかなか出来る事じゃあありません。氷だけに、南極並みに寒いギャグでしたが。そもそもこのシャレ、分かりにくいです。初見では気付きませんでしたよ。こんなベタなギャグを使うなんて、以前では考えられないなあ。
そして、優勝候補者達も続々登場。ディエゴもアブさんもいい面構えです。イケメンとハーンは、さらに扱いがショボくなりました。でも、念願のイケメン再登場にテンションは上がりっ放し!これを祝して、こんなコーナーも作ってみました。あ、でもポコロコはどうしたんだろう?


★何にせよ、「SBR」の面白さはどんどん加速中です。ヤバイです。これまでの荒木作品の中でも一番好きになりそうな予感いたします。語りたい事が多過ぎで、文章が長くなってしまいました…。次回からはもっとシンプルにまとめたいと思います。
そして、次号は驚天動地の2話掲載。合計62ページの大ボリューム。どうしましょう?期待するなってのが無理な話。




(2004年2月10日)




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