TOP  <<#18 戻る #20>>



この能力を「立ち向かうもの―スタンド―」とオレは個人的に呼んでいる……


#19 呪われた能力(ちから)





●さあさあ、ついに来ましたよ!「SBR」にもスタンド登場ッ!「ジョジョ」の頃のまんまだったら萎えたかもしれませんが、やはり今までとは違った角度から描かれているので、確かに「またか…」とは思いませんでした。むしろ燃えました。
イケメンの口から語られる壮絶な過去と、スタンドに関する事実。
スタンド発現のキッカケは、「矢」(アイテム)から「悪魔の手のひら」(場所)に変わりました。イケメンはかつて砂漠で遭難した際、そこでスタンドを身に付けた模様。2nd.STAGEスタート前にジョニィが語った騎兵隊の話がここで絡んで来るとは、構成に無駄がありません。「悪魔の手のひら」は生き物のように移動するらしいので、レース参加者は誰もがスタンド使いになる可能性があるという事ですね。
「そばに現れ立つもの」から「立ち向かうもの」へと、スタンドの解釈も変化。自分を死ぬべき人間だったと思い、自分の能力を呪われたものと受け取りながら、それでもそんな自分の運命に立ち向かおうとする、イケメンの前向きな姿勢どこか悲壮な覚悟が伝わるネーミングです。そして、この解釈でいけば、もうスタンドのヴィジョンにはあまりこだわってなさそうですね。敵や困難に立ち向かう力であれば、別に現れて立たなくてもスタンドになるワケだし。


●ブンブーン一家が姿を現し、とどめを刺しに来ました。アンドレ兄さんがいない辺り、ちょっと切ないです。自信なさげなL.A.と、意外にL.A.にも優しかったベンジャミン親父。やっぱ彼らは親しみの湧く悪役ですね。どうやら彼らのスタンドは砂鉄の集合体で、実体化している様子。なんか『フー・ファイターズ』そっくり。
ついにジャイロ達3人はくっ付いてしまい、磁力は最大に!大ピンチの中、ジャイロ先生の回転講座が急遽開催!LESSON3は「とにかく回せ」という身も蓋もない授業内容です。「回転は無限の力。信じなさい。」と怪しい宗教家みたいな無責任な声援を送る先生。しかし、そこは優等生のジョニィ君。瞳に強い意志を宿し、見事に「回転」に成功!恐るべし……!


●せっかくの「回転」が止められてしまったものの、なんと土壇場でジョニィにもスタンド発現ッ!自分の爪だけが猛回転し、その衝撃波は人体すら容易く切断できる程の威力!ぶっちゃけ反則モノの強さです。そりゃあジャイロも驚く……っつーか、「回転」に加えてスタンドまで使われては、立場ってもんがありません。正直言って、ジャイロには最後まで「回転」一筋で通してほしいのですが、このままでは厳しい…?ジョニィの突然の目醒めからして、彼らはすでに「悪魔の手のひら」の中にいるのでしょうが、ジャイロにもスタンドが……!?
で、このジョニィの能力は一体、何なんでしょうか?とりあえず「回転」と無関係ではないようですが。弾丸の「回転」エネルギーを、自分の爪に移動・伝達させ、増幅させた?エネルギーを自分の体(の一部)に吸収し、それを利用するような能力?爪を回転させるにはまず、コルクなり弾丸なりを回転させなくてはいけないのだとすれば、「回転」を習得する事がそのままスタンドを使いこなす事に繋がるので、物語的にもバトル的にもバランスが取れそうです。これで単純に「爪を回転させる能力」だったりしたらズッコケますけどね。


★今回のスタンド登場により、「SBR」が「ジョジョ」第7部であるという意識がより強くなりました。
まずは、この「立ち向かうもの―スタンド―」の定義を早くハッキリさせてほしいと思います。期間限定能力のポコロコや、3人で1つの能力を持つブンブーン一家と、これまでとは微妙に異なっている気がするんで。




(2004年10月11日)




TOP  <<#18 戻る #20>>

inserted by FC2 system