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『祈って』おこうかな………
航海の無事を………
この大西洋を渡って 家に帰ろう………

家に…
帰ろう…


最終話 幸福の行方





●さあ!泣いても笑ってもついに「SBR」は最終回ッ!心して読みましょう!
まずは、ウルジャンの表紙をカラフルに飾ってくれました。これはまさしく、長い長い旅を象徴するかのような絵ですね。ジョニィがしっかりと立ち、凛々しい顔付きでこちらを見つめています。口元はうっすらと微笑んでいるかのよう。ジョニィは鮮烈な赤で塗られ、溢れる生命の力さえ感じられます。そして、ジョニィの前には、砂漠や山、森に湖に大都会……と、これまでのレースで通って来た景色が界王星みたく浮かび、その上をジャイロとヴァルキリーが走っています。これは、ジョニィにとってのレースそのもの。ジャイロと共に走り抜けた日々。
ジョニィの背後には、チュミーちゃんこと『ACT2』と、恐るべき力『ACT4』、そしてディエゴにルーシーの姿も。彼らも物語を大いに盛り上げ、華麗に彩ってくれましたね。


●最終回は表紙だけでなく、トビラ絵もお久しぶりの巻頭カラーで飾ってくれました。しかし、表紙の色鮮やかさとは打って変わって、こちらはモノクロ。ノスタルジックな雰囲気が漂います。ジャイロ、ジョニィ、ルーシー、大統領、そしてディエゴ&『ザ・ワールド』が、それぞれ正装して写真を撮ったような絵です。ルーシーは可愛いし、ジャイロ達もいつもと違うファッションでキメててカッコイイ。
さすがに、最後のトビラ絵にも関わらず、ディエゴが一番大きく描かれているのには驚きましたが。さすがは「奪う者」。トビラ絵の面積すらも、主役達から奪い取ってしまったのでしょう。


●それでは、本編に入りましょう!とうとう「遺体」を地下シェルターに納めたディエゴ!大統領が言うには、シェルターは一度だけ降下していくエレベーターとなっており、施錠すると二度と開錠は出来ない、との事。そうして「遺体」は地下深く納骨され、破壊しようとしても数十年もの年月が必要になるようです。まあ、シェルターの構造自体は、おおよそ予想の範疇でした。実にシンプルで、それでいて効果的な仕組み。
場面は変わり、ブルックリン橋のジョニィへ。次々と選手達が駆けて行く中、自らの「騎兵の回転」に囚われたジョニィは成す術ナッシング。ジョニィ自身、もはや諦めムード。魂さえも残らず、このまま粉々になって消える結末を覚悟しておりますよ。絶望的すぎる。
再びシェルター内のディエゴに場面は移る!あとはダイヤルを指で回してロックするだけで、この世の幸福はすべてディエゴのもの!ディエゴは大統領の言葉を信じ、いよいよダイヤルに手を伸ばす。……すると、背後の階段から降りてくる人物がッ!それはルーシー・スティール!ディエゴはすかさず『ザ・ワールド』でルーシーを押さえ付け、周囲を警戒します。どうやら彼女は1人の様子。夫のスティール氏の姿はありません。一体、何のために彼女がここに?
スティールは「遺体」やシェルターの存在を知り過ぎている。すべてが終わったら、スティールは殺さなければならない。ルーシーも、女として落ちる所まで落としてから殺してやる。……ディエゴはスティール夫妻への殺意を淡々と語ります。しかし、ルーシーは殺されるために来たワケではありません。幸せになるために来たのです。そのための切り札を持って!


●ルーシーは大統領の『D4C』の特性と、今のディエゴの存在について、正しく認識していました。異なる次元の同じものが出会えば、どちらも消滅する。この、世界の法則とも言える事実を……。ルーシーはジョニィが敗北した時の事を考え、すでに行動を起こしていたのです。線路を辿り、切り札をゲットし、列車に乗れば、トリニティ教会に先回りできる。彼女は、ゴール地点でずっとディエゴを待ち構えていたのです。なんという肝っ玉ガール
彼女がディエゴに渡した包みの中には、やっぱりアレが入っていました。そうです。「基本」のディエゴの首ッ!彼女はディエゴの死体を探し、その首を刃物で切断し、ここまで持って来たのです。おぞましい行為だけど、彼女には幸せを掴み取る強い覚悟があるのです。自分の首を目にしたディエゴは、ガチで大ビビリ。時を止め、遠くに逃げようとします。しかし、脚が負傷していて、マトモに動けない!すべてを手に入れる寸前の、まさかの逆転劇。ディエゴはルーシーを殺そうと『ザ・ワールド』で攻撃するも、時は再び動き出す。2人のディエゴの首が出会ってしまい、「WRYYYYYYYYYYYYYYYYY」と絶叫しながら、哀れディエゴは死亡。首だけになった1部とは逆に、首が無くなっちゃいました。
ある意味、「SBR」最強のキャラはルーシーだな。ブラックモアもヴァレンタイン夫妻も、ディエゴまでも殺してしまうとは。しかも、いろんな相手(男女聖人問わず)に劣情を催させる、14歳とは思えぬ妖しい色気
そして、彼女の夫・スティール氏は今、どこにいるのか?なんと、彼は馬に乗り、ジョニィを救出したのです!ジョニィはどうにかスティールの馬に捕まり、その力で「騎兵の回転」を再発動ッ!逆の回転を自分に撃ち込み、ついに無限地獄から解放されたのでした。いやはや……、最後の最後、スティール夫妻にいいとこ持って行かれちゃいましたねえ。でも、このレースはスティール夫妻の夢であり、ロマンであるのです。その決着を付ける資格は充分にあるでしょう。
鳴り止まぬ大歓声。誰もいない地下に眠る「遺体」。そして、そのそばに横たわる、首を失ったディエゴの死体。これで、すべて終わったのです。


●――ジョニィのモノローグ。この物語は「再生の物語」であり、自分が再び歩き出すまでのいきさつ。そして、「祈り」の旅でもあった。明日の天気を祈り、大地に道がある事を祈り、眠る場所と食料がある事を祈り、たき火に火がつく事を祈り、友と馬の無事を祈る。その繰り返しの旅だった。そう語ります。……そうですね。この物語に登場した人物達は、誰もがみな、何かを祈っていました。その祈りが「力」となり、「絆」となり、「道」となっていました。祈る事とは、決して受け身で他人任せな行為ではなく、もっと気高く強い行動なのかもしれません。
「SBR」レースは、なんとポコロコが優勝。ニュージャージーの線路そばで、シルバー・バレット(「基本」の方)が発見されたため、ディエゴがゴールした馬は別の馬と判断されたようです。本人も行方不明のため、弁明なしのレース失格!異次元のシルバー・バレットはどこに行ったのか謎ですが、やはり他人を踏み台にして掴む勝利など、「真の勝利」にはなり得ないのですね。
ヴァレンタイン大統領も行方不明のままですが、彼への賛辞の声はいつまでも止まず、彼への支持率は91%に上ったようです。勲章も贈られたらしいし、なんやかんやで人気高いんですね。どっかの国の政治家さんも見習ってほしいもんです。けど、「遺体」なんかに頼らなくても、彼なら立派に国を治めていけたろうに。皮肉なもんです。
死者も大勢出たこのレース。最初は批判されていたものの、経済効果が7兆円と発表され、スティール氏が利益全額を各方面に寄付すると、批判はピタリと止んだとの事。民衆は現金なもんですな。
こうして、4ヶ月に渡って行われた「SBR」レースは閉幕したのでした。優勝はポコロコ、2位はノリスケさん、3位はスループ・ジョン・B、4位はジョージー・ポージー、5位がネリビルという結果。ポイント数から計算すると、Final STAGEの着順は、1位がスループ・ジョン・B、2位がポコロコ、3位がノリスケさん、4位がジョージー・ポージーとなった模様です。5位はネリビルかな?結局、ポコロコのラッキーは本物でしたね。他の選手達も大健闘でした。特にスループ・ジョン・Bの追い上げはスゴかった。皆さん、お疲れ様です。


「遺体」は誰のものにもならなかった。「幸福の権利」「ナプキンの法則」が「遺体」の中にあったとしても、それを決めるのは神の意志だけ。1つの国家だとか、1人の人間だとかが所有して良いものではなかった。シェルターを施錠した者が「遺体」の所有者となるが、もはやディエゴは死んだ。これでいい。……そうスティール氏は語ります。
そして、自分の指を見つめるルーシー。恐らく、まだ開いていたシェルターを施錠したのは彼女自身なのでしょう。つまり、「遺体」の真の所有者はルーシー!?スティールは何も知らないが、何とも意味深なシーンです。今のルーシーは「漆黒の意志」持ちっぽいから、ちょっと怖い。でも、ルーシーならば「遺体」の力を悪用したりはしないでしょう。夫とごく普通の暮らしさえ出来れば、きっとそれ以上は何も望まないはず。むしろ、「遺体」が誰のものでもなくなる事を、彼女自身が願うかもしれません。そう祈ります(汗)。
ともかく、こうして彼女の苦難の日々も終わり、日の当たる世界へと戻れたのでした。
ただ、もしもルーシーが、あの方の「遺体」のみならずディエゴの遺体までも一緒にシェルターに納めていたりしたら……。首なし死体を放置するのはマズイので、シェルターに入れて隠したという事はあり得ます。その場合、ひょっとしたら「遺体」パワーで数十年後にDio復活!……なんて可能性もあるかも??結局、「遺体」の正体やら、その力の真価やらは描き切られなかった感じですし。まあ、重要なのは「遺体」そのものじゃないから、別にいいんだけど。


●――エピローグ。港に停泊する船に乗り込む人物、それはジョニィ。何かを引きずって歩いています。それをレース係員が発見。挨拶を交わす2人。彼は普段、税関職員である様子。レース係員は臨時で派遣された仕事だったみたい。そんな彼は、ジョニィが引きずっている積み荷の中身について質問。なんと、それはジャイロの遺体でした。ジャイロとヴァルキリーを故郷に連れて帰り、家族に渡すため、ジョニィはヨーロッパ行きの船に乗り込んだところだったのです。あの後、どうにかジャイロを見付けてあげられたんですね。
しかし、遺体の乗船許可は出せないとの事。5つ子達が勢揃いし、積み荷を下ろそうとするも、何故か不可能。それもそのはず。すでにジョニィは「騎兵の回転」を積み荷に与えていて、どうやっても下ろす事など出来なくなっていたのです。なんつー強引な……。でも、それだけの確固たる意志がジョニィにはある。絶対に友達を故郷に帰す、という意志が。結局、乗船許可を無理矢理取らせ、無事に乗り込む事に成功しました。見ると、船には何故かノリスケさんの姿。娘さんなのか孫なのか嫁さんなのか分かりませんが、若い女性も隣に立っています。2人は手を振って挨拶。
ジョニィは潮風に吹かれながら、ゆっくりと目を閉じ、ジャイロとの旅を思い返すのです。馬の走る姿、出会ったライバルや敵達、イケまくっていたイケメンのルックス、ジャイロの声、ジャイロの笑顔……。ジャイロとの旅で当たり前にしていたように、航海の無事を静かに「祈り」ます。そして、「家に帰ろう」とジャイロへと語り掛けるのでした。その手には、ジャイロの形見の鉄球が握られています。ジョニィの表情は、今までに見たどの表情よりも穏やかで、安らかで、優しげです。ついでに「ニョホホ」笑いも受け継いだみたい(笑)。ジャイロとの想い出を胸に、ジョニィは1人で歩き始めたんですね。泣けるなあ……。
――数年後ネアポリス王国は革命により、王制を廃止。共和国の一部となったそうです。マルコは王制廃止とともに恩赦を受けたものの、風邪が原因で死亡したそうな。不条理に殺されるのではなく、自然の摂理で真っ当に死ねた事がせめてもの救いでしょうね……。そして、ツェペリ一族は他国へ移り住んだと伝えられるが、正確な情報を知る者はいないとの事。
そしてそしてッ!大海原を渡る船の見開きページで、ついに「スティール・ボール・ラン」は完結したのでしたッ!!これも1部ラストとちょっと重なる絵ですね。7部である「SBR」には相応しい最終ページと言えるのかも。


★今月は49ページ!……ああ、終わった……。7年にも及ぶ物語が、とうとう終わってしまいました。ずっと願い続けていたジャイロ復活はなかったか……。とっても残念だけど、これも運命ってヤツですかね。ただ、ジョニィの心が救われた事は純粋に嬉しいです。ジョニィが想い出す、ジャイロの笑顔に涙……。H・Pもマルコも結局、死んでしまったようだし、本当に厳しい物語だったな。都合良くは行かないですね。それでも、「祈り」ながら生きていく。その「祈り」こそが、「遺体」なんかよりも遥かに尊い「聖なる存在」なのかもしれませんね。切なく物悲しいけど、希望のあるエンディングでした。荒木先生、お疲れ様でした。素晴らしい物語を、ありがとうございました。
付録のメッセージ・ペーパーも感動です。さりげにジョニィ、3巻の1話目(#12)のトビラ絵のジャイロと、まったく同じポーズしてるんですよ。ジョニィ、強くなったなあ。生長したなあ。最高にカッコイイ男だぜッ!
作者コメントは「『SBR』心より完結大感謝。第8部『ジョジョリオン』でお会い致しましょう。」との事。そうです!なんと、「SBR」完結の余韻もそこそこに、来月号から「ジョジョの奇妙な冒険 第8部」、その名も「ジョジョリオン」が間髪入れずスタートするというのです!4部 ⇒ 5部以来の即スタートです。舞台はやっぱりと言うべきか、杜王町!主人公は船乗りっぽい男ですな。星のアザもちゃんとある。なんかスキッ歯みたく見えるけど。時代は割と現代っぽいですね。スタンドも見えるし、まだまだスタンドバトルは続きそう。もしジョニィの血を継ぐ者だとすれば、ノリスケさんの孫娘さんらしき女性と結婚でもしたのでしょうか?メチャクチャ期待大です!早く読みてえ〜〜ッ!!



(追記)
●さて、感動のフィナーレを迎えた「SBR」ですが、冷静に考えてみると疑問を抱いてしまう点がありました。それは、ルーシーの行動と時間について。
この最終話にて、ルーシーはゴール前日にディエゴの死体を探し、首を切断して、列車でニューヨークに先回りしていた事が明らかにされました。ところが、#67 にてルーシーとスティール氏が、電話でディエゴの情報を聞いているシーンが描かれています。その時点で、すでにディエゴはニューヨークを走行中。どう都合良く考えても、ニューヨークへ向かう汽船の上の時点がせいぜいです。矛盾が生じちゃってる気が……。
しかし、矛盾を矛盾のままにしておくのはモヤモヤしますので、強引にでもこじつけてみようと思います。下にあるのが、その行動表です。


日にち 時刻 起きた出来事・行動
1890/12/28 15:51  ◎ジャイロ&ジョニィ、7th.STAGEゴール!8th.STAGE(予想日程:2日)に突入!
    ⇒ そのまま大統領との最終決戦へ。
  ◎「遺体」の力の影響で、時間が20日ほど飛ぶ。※1
1891/1/17?  ◎ジョニィ、大統領を倒す。
 ◎異次元ディエゴ、ジョニィから「遺体」を奪って逃走。
1891/1/18 6:02頃  ◎ジョニィ、異次元ディエゴと遭遇。
 ◎ルーシー&スティール、穴の中から続く足跡に気付く。
 ◎ルーシー、ディエゴの死体の首を切断。※2
  (「遺体」を奪った者がディエゴである可能性が最も高く、最も危険である事を察する。)
    ⇒ その後、列車でニューヨークを目指す。
1891/1/19 4:00頃  ◎ジョニィ達、8th.STAGEゴール!ボートでニューヨークへ渡る(航行時間:2時間)
 ◎スティール、一旦列車から下りて情報を収集。「遺体」を奪った者はディエゴと確実になる。※3
    ⇒ その後、列車で改めてニューヨークへ向かう。
6:00頃  ◎THE Final STAGE(予想走行時間:30分)スタート!
 ◎ルーシー&スティール、トリニティ教会付近へ先回り。
6:33  ◎異次元ディエゴ、ゴール!そのままトリニティ教会へ。
 ◎ルーシー、教会地下にて異次元ディエゴと接触。
  (スティールは、「回転」に囚われたジョニィを救出するためにブルックリン橋へ。)


――こんな感じです。これならば、どうにかつじつまは合わせられるのではないでしょうか?

※1についてですが、これがある意味、最大の謎。8th.STAGEがスタートしたのは1890年12月28日なのに、ゴールは1891年1月19日。2日の行程のはずが、いつの間にか20日以上も経過しています。荒木先生のミスと言ってしまえばそれまでですが、作中世界内の現象として説明を付けるとするならば、(前も書いたけど)やはり『ラブトレイン』が怪しい。「遺体」と一体化し、「女神」となったルーシーは、「吉良」を空間ごと引き寄せました。この時、空間のみならず時間をも引き寄せてしまっていたのかもしれません。そんな時空の歪みのせいで、時間は1891年1月中旬になってしまったんです。ただし、海さえも引き寄せられるほどの異常事態が起こったにも関わらず、人々に混乱はまったく無かった様子。「遺体」の力が、人々の意識にまで影響を及ぼしている可能性があります。つまり、時間が20日も飛んだ事に、誰1人として違和感すらも抱けずにいるのです。
※2については、ルーシーの推測だったのでしょう。異次元からの来訪者はディエゴである、と。ジョニィは「レース参加者の足跡」と言っていたし、あの大統領があえて「遺体」を託そうとするほどの人物。増して、ジョニィを完全に出し抜ける実力の持ち主。ディエゴ・ブランドーの名を連想するのは自然と思えます。そして、もしもジョニィが敗れ去ったなら、自分達も確実に殺される。その最悪の可能性を考えたルーシーは、あらかじめ予防策に打って出るワケです。最後の切り札、ディエゴの首を手に入れるのです。
※3については、実はだいぶニューヨークに近い場所まで移動してからの出来事、という事にしました。ここで初めて、ルーシーの推測が正しい事が明確となります。スティール氏は「わたしたちが出来るのは祈る事だけだ」と言ってますが、これはルーシーに無茶な事をさせたくない一心での発言だったのでしょう。この時点ですでに彼女は、万一の場合、ディエゴの死体の首を異次元ディエゴに直接渡そうと決意しています。これ以上、おぞましい行為を彼女にさせて良いはずもありません。「ジョニィはきっと大丈夫。だから、お前はもう何もしなくていいんだよ。」という気持ちで、あの発言をしたのです。ところが、それが逆に彼女を不安にさせてしまうのです。「遺体」がもし、今現在「遺体」を持っている者を味方するとしたら、ジョニィは負ける。そうなれば、自分がケリを付けなければならない。覚悟を決めた彼女は、改めて列車でゴール地点へと急いだのでしょう。

まあ、いくらこんな風に考えても、コミックスで修正されたりしたら無意味なんですがね(笑)。




(2011年4月17日)
(2011年5月3日:追記)




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