※ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。
☆ スキャン (仮称) / 本体: ジャイロ・ツェペリ ☆
(本名: ユリウス・カエサル・ツェペリ)
< 鉄球を通じて「視る」能力 >
<特徴>
@本体:ジャイロ・ツェペリが、「聖なる遺体」の一部「右眼球部」を宿した事によって発現したスタンド(「遺体」を失えば消滅する)。
ジャイロの使用する鉄球と「回転」の技術をサポートするための能力である。
A能力発動時には、ジャイロの右眼球内と右眼の下に十字の模様が浮かび上がる(事もある)。
<能力>
鉄球を通じて「視る」能力
@鉄球に「眼球」のヴィジョンが現れ、そこから視える景色が本体:ジャイロ・ツェペリの右眼へと直接伝わる。
鉄球にカメラを搭載し、リアルタイムで映像がジャイロに流れていくようなイメージである。(その映像はかなりクリアで高画質らしい。)
A鉄球が起こす「回転」の振動波を通して「視る」事も出来る。まるで透視するかのように、対象の物質をスキャンするのだ。
通常ならば視えないモノが視られるため、隠れている者を捜したり、相手の弱点を見抜いたりと、より正確・精密な狙撃が可能となる。
B鉄球が高速回転しても、「眼球」の相対的な位置は変わらない。ジャイロが目を回す心配は不要である。
C本来は「両眼」で1つの部位だったのに、左右に分かれてしまったせいなのか、2つの鉄球に同時に「眼球」を発現させる事は出来ない。
「両眼部」の守護精霊も2つに分かれてしまっている。
Dジャイロの「回転」の技術自体も、アリゾナ砂漠「悪魔の手のひら」に踏み入った影響でスタンド能力に近付いていた可能性がある。ジャイロ自身も気付かぬうちに、効果や応用の幅が拡大・強化されていた……とも考えられるのだ。
「ジョジョ」第4部のトニオ・トラサルディーや辻彩、第6部のケンゾーなどの例もあるように、「技術」は極めると「能力」として開花する場合があるらしい。スタンド化しつつあった「回転」が、「遺体」の力で更にチューン・アップされて完全に「能力」となったのかもしれない。