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ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




ショット・キー No.2 / 本体: エイ・フェックス(弟)
< 「毒ガス」を放出・散布する能力 >





<特徴>
@本体:エイ・フェックス(弟)は「岩人間」である。「岩人間」の95%はスタンド使いであり、恐らく生まれついての能力と思われる。
この「岩人間」とは、「ヒト(ホモサピエンス)」のような炭素系生命とはまったく別種のケイ素系生命である。外見は「ヒト」と見分けが付かないが、生態や思想はまるで異なり、両者が理解し合う事は決してない。


Aエイ・フェックス(弟)が愛用するサッカーボールと一体化したスタンドである。
ボールにはスタンドの「ジッパー」が付いており、エイ・フェックス(弟)の意志によって自由に開閉する。その内部はスタンド能力で創られた特殊な空間になっており、「ジッパー」を開けてもボールから空気が抜ける事はない。


B「ジッパー」内部の空間には、小さな人形のようなヴィジョンを持つ遠隔操作型スタンドが存在している。頭部から長く伸びて垂れ下がった、耳のような部位が特徴的である。
このスタンドは「毒ガス」で形作られているようだ。恐らく、物理的な攻撃ではダメージを一切受けないであろう。逆に、スタンド自体のパワーやスピード等も無いに等しい。


C「ジッパー」内部の空間がどれほどの広さかは不明だが、エイ・フェックス(弟)以外の者が物質を入れる事も可能。実際、東方定助は『ソフト&ウェット』(融合後)の「しゃぼん玉」を入れていた。
ただし、もしかするとスタンドのみ(スタンドによる生成物やスタンド能力の影響を受けている物も含む)が入り込める空間になっている可能性もある。




<能力>
「毒ガス」を放出・散布する能力



@サッカーボールに付いた「ジッパー」を開くと、その内部に潜むスタンド『ショット・キー No.2』が「毒ガス」を外へ放出・散布する。
「ジッパー」内部の空間でしか形を保てず、「ジッパー」が開いて外部に出ると、勝手に自身の体が拡散されているという事なのかもしれない。


A「毒ガス」の毒性の強さ・効果は、本体:エイ・フェックス(弟)が調節できるものと思われる。
作中では、東方定助を殺す気で襲っていたため、その毒性は最強レベルだったであろう。ほんの僅かに触れた部分の皮膚が衣服ごと焼けただれ、激しく咳き込んで呼吸も困難になる程だった。マトモに喰らえば、即死は免れない。
もし仮に、定助の正体を聞き出す事が目的だったなら……、身動きは取れなくなる(四肢の麻痺等?)が、意識はハッキリとして喋る事も出来る程度の毒性に抑えていたはずだ。


B「毒ガス」は本体にも有効である。それは即ち、放出するタイミングや散布する範囲等も含め、本体でさえ「毒ガス」を制御し切れていないという事を意味する。
そのため、この能力を使う際は、エイ・フェックス(弟)自身もスタンドからある程度の距離を置く必要がある。また、『ショット・キー No.2』は「ジッパー」から20cm程度のごく短い射程しか持たない。しかし、これらの弱点は、巧みなリフティング技術によってカバーする事が出来た。単にサッカーが好きというだけでなく、自分で自分の「毒ガス」に触れないために培われたテクニックでもあるのだ。


C一度放出・散布された「毒ガス」は、本体が意図的に解除する事も中和・無毒化する事も出来ない。時間経過か、それとも他の条件があるのかは不明だが、自然に毒性が弱まるのを待つ以外にないようだ。
また、生物や物質に一度付着・吸収された「毒ガス」は、もはや射程距離も関係なくなる。エイ・フェックス(弟)や『ショット・キー No.2』からどんなに離れようとも、「毒ガス」の汚染から逃れる事は出来ない。


D双児の兄とのコンビネーション・プレイも存在する。
エイ・フェックス(兄)のスタンド『ショット・キー No.1』の「左手」を「ジッパー」内に突っ込み、「右手」から「毒ガス」を放つのだ。エイ・フェックス(兄)がターゲットをしっかりと押さえ付け、ターゲットのみに「毒ガス」を喰らわせる万全の体勢を整えなければ使えない、諸刃の剣とも言うべき荒業である。




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