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ここに書いているのは、スタンドの個人的な解釈に過ぎません。
原作の設定・描写をベースに、
勝手に考察・妄想しただけのものです。
正確な公式データが欲しいという方には何の役にも立ちませんので悪しからず。




スピード・キング / 本体: 東方 常敏
< 「熱」を操る能力 >





<特徴>
@本体:東方 常敏(ひがしかた じょうびん)の住む家は、後に「壁の目」と呼ばれる場所の近くに建っていた。この「壁の目」には、スタンド能力を目醒めさせる力があるらしい。
「壁の目」とスタンド能力の因果関係は明らかになっていないが、彼も恐らく「壁の目」の未知なるエネルギーに影響を受け、スタンドを発現させたものと推測される。


Aガラクタを繋ぎ合わせて作った気味の悪いロボットか、あるいはボロい案山子(かかし)のようなヴィジョンを持つ人型スタンド。恐らくは近距離タイプだろう。
スタッズが付いた帽子を被り、両耳部分は長く出っ張って何本ものヒモがぶら下がっている。付けっ鼻っぽく見える鼻は妙にデカい。むき出しになった歯はギリッと噛み締められ、そのいかつい表情は不穏で不気味な印象を与える。


Bどの程度のパワーやスピードなのかは、まだ不明。だが、古めかしくボロっちい全身や、細く「ひ弱」な両腕からすると、パワーは決して強くはなさそうである。
なお、ラッシュの掛け声は「SPEEEYYY (スピイイイイイ)」、もしくは「メラァリャリャアアアア」




<能力>
「熱」を操る能力



@触れた物質に「熱」を溜めて宿らせ、好きなタイミングで「温度」を上昇させる事が可能である。また、直接触れた物質だけでなく、それに触れた物質にまでも「熱」をさらに伝導させられる。
作中では、筆先やクワガタに詰められたワックス部分の「温度」を摂氏60℃に、定助の鼻の血管の一部分の「温度」を摂氏75℃以上に急上昇させていた。また、停車した自動車を「加熱」してエンジンを掛けたり、一瞬で紙に「点火」したりもしていた。「熱」を伝導させるタイミングや方向も自由に設定する事が出来る。
温度が高い方から低い方へと「熱」が流れていく物理現象を「熱伝導」と言う。『スピード・キング』は、この「熱伝導」を無視できるという事である。


A「熱」を宿らせる事が可能な範囲は、最大でもほんの直径10センチ程度のごくごく狭いポイントに限られる。ただし、同時に複数箇所に「熱」を宿らせられるため、それ自体は特に弱点にはならない。能力射程(「熱」を維持できる距離)は、本体:東方 常敏を中心に数十〜数百m程であろう。
上昇できる「温度」の限界は分からないが、何かしらの制限・条件・上限は存在するものと思われる。


B『スピード・キング』は、「熱」の塊のようなスタンドパワーを対象部分に付着・固定させている。その「熱」の塊が結果的に、対象部分の「温度」を変化させるのである。
東方定助のスタンド『ソフト&ウェット』が、定助自身の鼻の血管から「熱」を奪えていた。『ソフト&ウェット』は本来、定助自身から何かを「奪う」事は出来ないはずである。しかし、定助の鼻を熱する「熱」は、常敏のスタンドパワーという「ただの異物」から発せられるものに過ぎないため、『ソフト&ウェット』の能力で「奪える」のも当然と言えよう。




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