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『ランボルギーニ…ガヤルド』
頂戴感謝いたします!!


#037 熱戦





●先日、イタリア・ルッカでの生原稿展示を堪能し、どうにか無事に帰国できました。ギャングに襲われる事もなく、こうしてまた「ジョジョリオン」感想を書けて何よりです。……というワケで、さっそく行ってみましょうッ!
トビラ絵は前回同様、審判のようにフラッグを持って両手を掲げる定助。なかなかカッコイイ顔してますわ。右手のフラッグには、お馴染みの「手形」マーク。こちらに控えるは、定助のパラワン!対して、左手のフラッグには杜王町のマーク。そちらは常敏のローゼンベルグ!激化するクワガタ相撲、その裏で静かに進行する2人の駆け引き。勝利の旗が振られるのは、果たしてどちらか!?


●東方家に響き渡る、クワガタ同士がぶつかり合う熱いサウンド。常敏のローゼンベルグは、まるで操られているかのように機械的な動作で、定助のパラワンの前脚関節部を的確に狙って来ます。何なのかはまだ見えないものの、確実に常敏の意志が伝わるッ!執拗な攻撃により、パラワンの脚がまた1本ヘシ折られてしまいました。しかし、定助はある事に気付きます。ローゼンベルグの頭部に穴らしきものが空いており、そこから何らかの液体がドロドロと流れ出ている事に!
とは言え、液体の正体を掴むより前に、まずは防御しなくてはヤバイ。定助は『ソフト&ウェット』の「しゃぼん玉」を、2匹のクワガタが接触している部分にこっそり付着させます。ところが結局、パラワンは土俵から落下!この勝負、なんと定助の負け……と思いきや、実はタイムアップ。すでに45秒を過ぎており、勝負は仕切り直しとなったのでした。どうやら「しゃぼん玉」をクッション&潤滑油代わりにして、脚をもう1本ヘシ折られてしまうのをギリギリ防いだようですね。
「ゴングに救われたなああ――っ」なんて定助をバカにする常秀ですが、やっぱり常敏に睨まれ、慌てて定助の応援。学習しないヤツ(笑)。でも、そんなアホな常秀が憎めない。


●アホ常秀はガン無視で、次なる戦いに備える定助。動揺のあまり間違えたフリをして、常敏の筆に触れます。その手には密かに「しゃぼん玉」がッ!「ダニが付いている」と言いながら、自分の筆でパラワンの体を払ってやると、常敏は定助を少し怪しみ始めます。念のため、ローゼンベルグの体を筆で払う常敏。
すると、定助はかなりド直球な質問を投げ掛けるのでした。ローゼンベルグの背中の穴は、そしてそこから出て来た液体は何なのか?
これこそが常敏のスタンド能力の核心に迫る謎なんでしょうか?……しかし、常敏は意外にもあっさり答えてくれました。出て来た液体は、革靴や野球のグローブを磨く時に使う「ワックス」。そのワックスを、クワガタの頭部に細いドライバーで空けた穴に詰め込んだらしい。穴は、クワガタの脳中枢の後ろの神経系に空けられ、固まっていたワックスが溶けてくると、神経に作用して痙攣的な動作をさせるとの事。マ、マジか……。奥深すぎんぞ、クワガタ相撲。
当然、体に穴を空けられたクワガタが無事なはずもありません……。20分後とかには死ぬけど、45秒間の戦いには何ら影響は無し。そうそっけなく語る常敏に、さすがの常秀もゾッとしてます。でも、なるほど〜。常敏の部屋に入った時に昆虫標本がいっぱいありましたが、クワガタの頭部にだけ丸いものが描かれていましたよね。ピンだとしても、刺す位置が変だとは思ってました。これもワックスを入れるための穴だとすれば、スゲー納得です。
きっと常敏は、ボロボロになって戦って死んだクワガタ達をキレイに修復し、それを標本にして愛でているんでしょう。異常で残酷だけど、常敏なりの「拳闘士(グラディエーター)」に対する敬意・愛情なのでしょう。決してクワガタを粗末に乱雑に扱っているワケではありません。彼は「コレクター」ではなく、「ブリーダー」であり「マネージャー」なのです。貴重な品種をキズ付けないように守って保管する事ではなく……、戦士として鍛えに鍛え、激しい戦いの中で死なせてやる事で、クワガタの生命を輝かせようとしているのです。


●パラワン VS ローゼンベルグ、いよいよ第2ラウンド開始!パラワンの折れた脚は接着剤で補強し、ローゼンベルグにはワックスを詰め直し、2匹は再び土俵上で相まみえます。さきほどの戦いで逆に「負けグセ」が付いてしまったのか、ローゼンベルグの猛攻に脅えて逃げるパラワン。
しかし、常敏と常秀がクワガタに集中している間、定助の視線は別方向に向いていたのです。第1ラウンド終了間際、ローゼンベルグに触れさせた「しゃぼん玉」。インターバルの時、常敏の筆に触れさせた「しゃぼん玉」。それらの「しゃぼん玉」が、部屋の片隅の温度計まで飛んで割れるッ!あの時、定助はローゼンベルグと筆から「温度」を奪っていたのです。常敏の筆に触れたところ、何故か妙に熱かったらしく、その温度を計ってみようってワケです。
温度計はなんと、摂氏60度まで急上昇ッ!明らかに普通ではない温度でした。その熱でワックスが溶けるにしても、熱源は何なのか?筆で直接触れてはいないけれど、常敏はローゼンベルグを何らかの方法で熱している。それゆえの、クワガタのコントロールだったのです。
……なんて事を考えているうちに、ローゼンベルグはますます凶暴化。バイキルトとピオリムでも掛けられたのかって勢いで、パラワンのアゴも羽根も破壊していきます。「拳闘士(グラディエーター)」と言うより、もはや「狂戦士(バーサーカー)」!定助はそれでも冷静に観察を続け、土俵は熱くなっていない事、ローゼンベルグの一部分のみが熱くなっている事を見抜きました。ローゼンベルグのワックスはどんどん溶け出し、もうどうにも止まらない。ついにパラワンはひっくり返され、その首に噛み付かれてしまうのでした。


●その時ッ!定助は、常敏の背後にチラリと見たのです。常敏のスタンドを!その姿は、一言で言うなら「気味の悪いロボット」。ガラクタを繋ぎ合わせて作ったかのような、ボロっちくて「ひ弱」そうなボディ。にも関わらず、ギリッと噛み締められ、むき出しになった歯。一見、クールを装う常敏ですが、やはり内心はすっかり熱く興奮しているんでしょう。自分の「ケツの穴」とも言うべき「スタンド能力」を、こうしてさらけ出してしまっているのですから。
常敏のスタンド能力は、恐らくズバリ「温度」を操作する能力。シンプルながら、色々と応用できそうな面白い能力ですね。気温をも操作できるのかもしれませんが、もっと狭く小さい領域で、「温度」を上げ下げ出来るみたいですし。思えば、「冷やす」能力は、部をまたいでちょいちょい登場していました。『ホルス神』に『ホワイト・アルバム』、『ボーン・ディス・ウェイ』と。でも、「熱する」能力ってのは、3部の『マジシャンズ・レッド』と『サン』以降、ほとんど描かれていません。せいぜい6部の「水を熱湯にするスタンド」くらい?そのせいか、能力そのもので物質を熱するこのスタンドに、新鮮な印象すら受けました。
……言わずもがな、このスタンドにも限界やルールはあるんでしょうねぇ。数百度・数千度にまで上昇させたり、逆に絶対零度にまで下げたりなんてのは不可能と思われます。摂氏0度〜100度までの範囲でしか温度操作できない、とか。今の「温度」からプラスマイナス50度の範囲で上下できる、とか。一度に1箇所しか操作できない、とか。変化させた「温度」を維持できる限界時間が45秒間、とか。そーゆー能力的な制限があった方が、駆け引きとしては盛り上がりそうです。


●常敏のスタンドに驚く定助ですが、この展開も想定内。ここは見えていないフリを決め込みます。一方、常秀はローゼンベルグの勝利を確信し、定助の応援も忘れて大ハシャギ(笑)。すると、常秀の足が何かを蹴飛ばしてしまいました。見れば、それは常敏がパラワンとスズメ蜂を最初にバトルさせた虫カゴ。しかも、真っ二つにされたスズメ蜂の下半身が、無い……?探してみたら、定助が座るイスの隣のイスにて発見。定助の不敵な表情を見て、常敏は何かに気付きました。
土俵上では、突然、ローゼンベルグがパワフルに痙攣ッ!暴走し、我を失っている様子。定助は鼻歌混じりに、「さっきダニが付いてたってのは見間違いだった」とかワザトらしい発言をしてます。ローゼンベルグが体中から液体を垂れ流し、その隙を突いて、パラワンが怒涛の反撃!なんと、ローゼンベルグは哀れ、体液を撒き散らして爆裂死しちゃったのです!常秀の顔面にも体液がブッ掛かる(笑)。
常敏が自分の筆を改めて確認すると、筆先には何かの液体が付着していました。そうです、それはスズメ蜂の毒液!定助は間違えたフリして常敏の筆を手に取り、素早く毒液を付着させていたようなのです。恐らく、あらかじめ「しゃぼん玉」でスズメ蜂から「毒液」を奪っておいて、それを常敏の筆に与えると同時に、別の「しゃぼん玉」で筆から「温度」も奪ったって事なのでしょう。そして常敏は、定助のダニ発言に誘導され、つい自分もローゼンベルグを筆で払ってしまったのです。毒液付きの筆とも知らず!つまり、常敏は自分でローゼンベルグに毒液を塗ってしまい、その毒液はワックスの穴から染み込んでいった、と。当然、ワックスが溶けるほど、毒液も染み込みやすくなります。常敏の能力を逆手に取った、定助の見事な策略
まあ、「いくら何でも、誰にも気付かれずに出来るワケねーだろ!」だの「早業すぎるわ」だの、ツッコミ入れたい気持ちもあるでしょう。でも、実際に出来たんだからしょうがないんです。そういうもんだと思うしかないんです(笑)。常秀が騒いでるのに意識を向けた数秒の間で、『ソフト&ウェット』もテーブル下でこっそり駆使して、超スピーディーに器用にこなした……とでも解釈しときましょう。


●バレなきゃイカサマもOKの勝負。定助のイカサマを見抜けなかった常敏の敗北です。悔しさのあまり、常敏は筆を床に叩き付けます。勝者の定助は、約束通り目的通り、ランボルギーニのキーをGET!高らかに勝利宣言して、さっさと立ち去ろうとすると……、怒りの常敏が呼び止めてきました。
「まだ終わってない」「中へ戻れ」と凄む常敏に従い、定助は開けたドアを閉めるのでした。しかし、それさえも計画のうち。キーは「しゃぼん玉」に閉じ込め、ドアを開けた時にすでに飛ばしていたのです。窓の外まで飛んだ「しゃぼん玉」が割れると、中のキーはつるぎちゃんの手の中へ!ナイス・コンビネーション!
ここからは、待機していたつるぎちゃんと康穂の番です。玄関とガレージ前には監視カメラがあるので、窓からガレージへの侵入を試みる事に。康穂は状況を把握し切れていないっぽい、なんかぼんやりした表情ですが、ボヤボヤしてるヒマなどありません。常敏が定助の狙いに気付く前に、ランボルギーニのドライブ・レコーダーを調べなければならないのです。1分1秒を争う、まさしく時間との勝負ッ!
ところが、常敏はもう今にも全て気付いてしまいそう。「おまえ ここへ何しに来た?」「今の戦い… 最初から計画してたな?」と、鋭い眼光で問い詰めてきます。「無邪気な夏休み男」はもういません。ここにいるのは、「抜け目のないビジネスマン」東方常敏。果たして定助は、常敏の追及から逃れる事が出来るのでしょうか!?


★今月は45ページ!クワガタ相撲、壮絶なる決着!いや〜、面白かったです。スタンド能力はスパイス程度に、あくまで互いの知略・策略で相手を出し抜く展開。定助の勝利にはスカッとしました。あんな無茶な戦いを強いられたクワガタ達は、ちょっとかわいそうだったけど(汗)。
でも、常敏との駆け引きって意味では、ここからが本番と言えます。定助は「常敏を(肉体的には)傷付けない」とつるぎちゃんに約束しているワケで、たぶんガチのスタンド・バトルにはならないはず。ジョルノなら平然とフルボッコにしちゃいそうですが、定助はきっと約束は守るタイプ。肉弾戦ではない、心理戦・舌戦。いかにして、本当の狙いに気付かせないか?気付かれたなら、いかにして常敏の行動を阻止するか?いかにして、つるぎちゃん・康穂共々、ここから逃げ切るか?そんな勝負になるのではないか、と想像しています。
作者コメントは「ラ・ベットラ・ダ・オチアイのレシピ本を買って、1ページ目から全部作ってる。」との事。さすがは荒木先生。たらこスパゲッティーなどを作る動画も見ましたけど、どんどん腕前は上がっている模様です。いつの日にか、松井優征先生のように、荒木先生の手料理を直に味わってみたいものですね(笑)。
あと、巻末の方には、荒木先生がCDジャケットを描き下ろしたスウェーデンのバンド「Dirty Loops(ダーティ・ループス)」のインタビューも掲載。もちろん、私もアルバム買いました。どうやら彼らが荒木ファンになったキッカケは、TVアニメらしい。へえ〜、TVアニメ化ってのは想像以上に大きな影響を与えてくれているんですね。最初の取っ掛かりとしては、かなり入りやすく便利なメディアなのかもしれません。
――さてさて、来月号はウルジャン20周年記念号として、「ジョジョリオン」が表紙を飾ってくれるそう。しかも、「両面描き下ろし」「光り輝く表紙が目印!」「サプライズありの特別表紙!!」なんて仰々しいアオリ文句まで。よく分かんないけど、とにかくスゴそうです。期待させていただきましょう!



(追記)
●今回は常敏戦ラストの予想をしてみたいと思います!


つるぎちゃんがランボルギーニのドライブ・レコーダーを調べるために、定助が時間稼ぎをしなければなりません。1秒でも長く、常敏をここに引き止めなければ。
常敏は「このまま動くなよ?正直に答えろ」と、定助のほっぺたをペチペチ叩きながら質問してきます。「さっきの勝負、誰の入れ知恵だ?…オレの趣味を理解してるのは、父さんに常秀、密葉、あとは息子のつるぎぐらいのものだ。常秀は違うだろう?まさか、父さんから聞いたか?」と。「いえ、何も…」と答える定助。「オレの妻からか?」「いいえ」「じゃあ、つるぎか…?」「いいえ」。問答が続きます。すると突然、定助の口の中から湯気が出て来る!同時に、猛烈な熱さを舌に感じ、焦る定助!
それを見て、「おいおい、つるぎがおまえにしゃべったのかよ!?」と、驚く常敏。定助とつるぎちゃんの繋がりを見抜き、今度は目的を聞いてきます。「ただ単に、あのイカしたランボルギーニに乗ってみたかっただけで…。大それた目的なんてありません」とスットボケてみせるも、またもや定助の舌は急激に熱くなり、思わず絶叫!
しかし、定助よりも大きい声で叫んでいたのが常秀でした(笑)。常敏の背後にいつの間にか立っていたスタンドを見て、ビックリして気絶したらしい。常秀もスタンドが見えるという事実に、思わず感心する常敏。ここで常敏は、自分のスタンドについて定助に説明するのです。

常敏のスタンドの名は『ダーティ・キング・ループス』。定助の推測通り、「温度」を操作する能力。定助の身に起こっている異変も、やはりこのスタンドによるものでした。
大抵の人間は、どんなにバレないように嘘をついたり黙り込んだりしたとしても、その「バレないように」という意識ゆえに、普段とは異なる反応が肉体に表れる。ごく些細な動揺からの、ほんのわずかな体温の変化。『ダーティ・キング・ループス』はそれを敏感にキャッチして、定助の唾液の「温度」を自動的に(摂氏100度近くまで)上昇するようセットされていたのです。定助のほっぺたをペチペチ叩いた時に、この嘘発見器能力がすでに仕掛けられていたのです。
『ソフト&ウェット』の「しゃぼん玉」で、自分の舌から「温度」を奪いたいところですが……、あいにく自分からは奪えません。定助ピンチ!このままでは口内を大火傷してしまう!その上、想像以上に鋭い常敏は、もう定助達の目的に勘付きつつあります。意地でも何も答えようとしない定助を見て、「それなら、つるぎに直接聞いてみるとするか」とターゲット変更。その言葉を聞き、定助は「つるぎちゃんはあなたを信じている。だからオレも、あなたを傷付けない事を彼と約束したんだ。それでもあんたがつるぎちゃんの心を疑うのなら、オレは約束を破ってでも彼を守る」と、常敏に宣戦布告します。
しばし睨み合いが続いた後、常敏は「その言葉に嘘はないようだな。…わかった。オレとおまえはクワガタで勝負して、オレが負けた。それだけだ…」と言うと、また「無邪気な夏休み男」に戻るのでした。そして、「自分のうしろ姿は 自分じゃみえねんだなあ」と相田みつをネタをかまし、定助とハイタッチして、クワガタ達の飼育室に篭もります。定助は気絶中の常秀を残し、常敏の後ろ姿に一礼して、部屋を出るのでした。

一方、ランボルギーニに乗り込む康穂&つるぎちゃん。康穂がドライブ・レコーダーに触れると、『ペイズリー・パーク』発動ッ!フロントガラスにドライブ・レコーダーの記録が映し出され、常敏の運転を追体験!康穂自身、自分の能力におったまげています。
しかし、この車は特に変わった場所には行っておらず、常敏は帰国してからまっすぐ杜王町に帰って来た事が明らかに。これでは『ペイズリー・パーク』のナビも期待できません。狙いが外れて落胆するつるぎちゃんでしたが、のんびり落ち込んでいる場合ではない。定助と常敏のやりとりなど知る由もないので、とにかく大急ぎでトンズラです!ちょうどそこに定助がやって来るものの、結局、今回も康穂とはすれ違い……。
ところが、この記録は実は重大なヒントになるのです。「果実(フルーツ)」の樹木の在り処は、遠い異国の地か、あるいはこの杜王町のどこか……の可能性が高い!杜王町にあるとすれば、歩いて行けるくらい近い場所という事。もし海外にあるならお手上げですが、杜王町の中をくまなく探す価値は充分ありッ!
定助や康穂達は、やがて辿り着くでしょう。「果実」の樹木の正体が、東方家からも見える「二本松」のうちの1本(たぶん「壁の目」の隆起で傾いた方の松)である事に。あの謎の「果実」が、聖書にも書かれている「生命の実」である事に。「二本松」のうちのもう1本(たぶん「瞑想の松」)こそが、禁断の「知恵の実」を実らせる「知恵の樹」である事に。そして、東方家の「病気」を克服するためには、その「生命の実」と「知恵の実」が必要不可欠である事に!


――といった予想でした。常敏とマジで敵対するような展開にはせず、あくまで対話で乗り切れないかな〜と。




(2014年11月19日)
(2014年11月25日:追記)




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